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俺の母乳で娘を育てる!! ~ダンジョンに女の子が倒れてたら母乳を飲ませるしかないよね? ね?~  作者: しいたけ
母乳魔神とのラストバトル!! どうせ最後なんだからやりたい放題やりまくるぜ!?
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ラスト乳バトル

前代未聞のラスボス戦

 それは波動砲の様な轟きでダンカンのこめかみを掠めた。


 バースディの母乳レーザーは腕より太い極太の白き御柱となり花畑を激しく揺らし破壊の化身と化した。


(…………単純にヤバい)


 ダンカンは一瞬で察知した。



 二撃目はチルミーソードで正面から叩っ切ったがそれでも振り下ろす腕に伝わる衝撃は半端では無く命辛々母乳を受ける様は命懸けの授乳である!


「実に口尚乳臭し(こうしょうちちくさし)……。さては乳母日傘(おんばひがさ)で育ったな?」


「私の親は早くして他界した!! 私は常に孤独だったがそれでも強く生きた!!」


()()? 流れに身を任せ流された果てに愛娘(ミント)を失い今尚生きる糧に縋り付く貴様に何の強さがある!?」


 母乳レーザーの薙ぎ払い!!


 花畑が激しく殺伐とし、剣閃ならぬ乳閃が鋭く母乳花を切り落としチルミーソードを突き抜けた!!


「チルミーソードが……!!」


 半分に折れたチルミーソードは忽ち崩れ落ちボロボロのプラスチック屑となった……。


「母乳の力は母性の力……所詮貴様の母性では我に立ち向かうことなど不可能!!」


(……母性?)


 とても暴力的な母乳を放つバースディの母乳に母性があるとは思えず、私は思わず鼻で笑ってしまった。


  ──ペロ……


 こめかみに僅かに着いた奴の母乳を舐めてみる。やはり酷い味だ。これなら私の方が遥かに旨い…………


「……最後の晩餐に心行くまで我の母乳を飲み干すが良い!!」


 …………


 …………


 ………………いや


「飲むのは私の母乳だ!!!!」


  ──ブシュゥゥゥゥ!!


 私は母乳を激しく噴き出し、更にそれを大きく飲み始めた!!


「な、何を血迷ったのだ!?」


 私は息をするのも忘れる程に自らの母乳を貪った!それは正しく腹を空かせた赤子の如く!乳を与える乳母と赤子を一人二役熟し私は母乳ロンダリングを全力で行った!!


「これが星無しの味だーーーー!!!!」



 ―――母乳より伝わる母乳一族の営み。子をなし、子を産み、子を育て、子を作る……乳に始まり乳に終わる幾多の先祖達の母性が母乳から脳へと伝わり母性が蓄積されていく!!!!


(これは……!!)


 私の母の記憶……それは私へ授乳する穏やかな母の顔。そして母が幼い頃に乳を与える祖母の記憶!その先々の祖先が見せた幾多の愛情が私の母性を開花させた―――!!




 ―――母性解放!!



 私の中に眠る母乳神の目覚めの刻。母乳の塔の前で授かった母乳神が今大きく羽ばたいた!!


      (──オギャァ……)



「な、何だこの圧は……!!」


 私の体が眩く光り私の身を纏う。首元には丸いよだれかけ、肌着は綿100%の天然素材。そしてオムツは蒸れずにサラサラ溢れない安心ギャザー付き!!


「母となりて尚赤子を忘れずだと……っ!!」


 子となり母となり神となり、私はもう何も恐れない。言い訳もせず全てを受け入れる…………!


「さあ……ネンネの時間だバースディ!!」


 私は赤子をあやす顔付きでバースディを見定めた!


「完全なる母乳神は我の理想! 我より先に行き着く事なぞ許さぬぞぉぉ!!」



 バースディが大きく飛び上がり激しく回転しながら母乳レーザーを撒き散らす!


  ──すっ


 私が手を翳すとバースディの口から「げふっ……」と息が漏れ口からは白い母乳が垂れた。


「ふふ、げっぷ出たね♪」


 バースディは動きが止まり不恰好で着地すると、私は奴の背中をトントンと優しく撫でた。


  ──ゲェェェ……ッップ!!


 口から漏れた母乳を私のよだれかけで優しく口元を拭った。


「か、体が……動かぬ!」


 バースディの手をキュッと握り、体温を確かめるように掌を感じ取る。


「お手々温かいねぇ。ネンネかな?」


 バースディの足がガクンと崩れ花畑に突っ伏す。親指が口元へ、口元はモゴモゴと動き何かを探るように動く。


「か……から……ヤァ……」


「はいはい。オッパイしてネンネね~♪」


 バースディを仰向けにして頭を抱え授乳を促す。乳首へと口元を近付けるとバースディは私の母乳を飲み始め、そして眠ってしまった…………。


 私はゆっくりと揺れながら、子守唄を口ずさんだ―――

こんなんで良いのか?

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