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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第6章
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夢のマイホーム

こんな家に住んでみたいという願望をだだ漏れにしてみました。(*´ω`*)

さてここは見渡す限りの森なのだが、ヴィータの話によると

並の人間が普通に歩くなら首都までは1週間程かかるが

街道までは半日程度で出られると事だった。


うん、丁度いいんじゃないだろうか。

今はまだ子ども達を遠くに行かせるつもりはないが

大きくなれば魔力感知ができるようになるはずだ。

街道を行く人間達の気配を捉えつつ森の中の魔獣とも戦う事ができる

ほどよい場所だと思う。

首都へはヴィータが向かってくれているから、マーキングしといてもらえば

移動時間と距離は考えなくていい。

買い出しにも不便はなし。と。


「さて、それじゃぁ夢のマイホームを建てますか!」

「どんな家にするの?手伝うわよ。これだけの広さを整地してあるから、木材には事欠かないわね」


そう。森の中、木々が密集しているこの土地を

これだけの範囲に渡り更地にしてあるのだ。

ヴィータはさぞかし大量の木を回収したことだろう。

それをそのまま木材として再生。

そして家を創造するという神様式建築。

頭の中にあるイメージという名の設計図。

念話を応用してヴェールと共有すれば、あっという間に家ができあがる。


まぁ〜なんということでしょう~。

せっかくの広々としたスペースを活用するための平屋。

ロフト付きの4LDK。もちろん風呂、トイレは別。

憧れのアイランドキッチンは匠のこだわりが詰まった自慢の逸品。

子ども達には1人1部屋、自分達の部屋として広めの部屋を用意。

最後に幻術をかけ、人間の目には映らないように細工をすれば完成!


最後のは念の為だね。

たまに冒険者が魔石を取りに森の奥に入ってくる事があるみたいなので。


家ができた所で買ってきた生活用品を運び込み、収納する。

色々と便利な神様の力だけど、こういう所は手作業なのだ。

子ども達も見様見真似で一生懸命手伝ってくれた。かわゆす。


引越し作業が終わった所で、次はご飯だ。

ヴィータからの連絡はまだないので、買い出しはミロットへ転移。

食材やら調味料やらを買い込み、いざ食事作りスタートだ!


今まで店や屋台で食べていた物ももちろん美味しかったのだが

正直、子ども達にはちょっと辛いなーとか、もう少し小さくできないかなーとか

もっと柔らかくならんかなーとか、色々と思うところがあった。

だが、これからはそんなことは気にならなくなる。


意気揚々と私が夕食を作り始めると4人とも興味津々で見ていたと思いきや

ヴェールがポロリと一言


「カオリ・・・料理できたのね」


ナチュラル失礼ヴェールさん


「あのねぇ、これでも一応主婦やってたんだから、プロ並みとはいかなくてもそれなりにはできるんだよ。・・・それなりには」


というわけで、本日のそれなりのメニューはクリームシチューとサラダとパン。

そういえば、こちらの世界ではまだ米を見たことがない。

それさえあれば、キッズメニュー定番のオムライスやカレーライスができるのに!

首都に行けるようになったら探そう。


控えめに言って大盛況だった夕飯は、結構量を作ったつもりだったシチューが

一晩でなくなった。

子ども達は元より、ヴェールがかなりお気に召したようだった。

作り手としては嬉しいのだが、これでヴィータが帰ってきたら

毎回かなりの量と品数を作ることになる事実に思い至り

戦々恐々としてしまったのはここだけの秘密だ。


さて、食事の片付けや入浴も済ませ就寝となるのだが・・・


「カオリ様と一緒がいいー」「いっしょがいいー」「いっしょーいっしょー」


うん。分かってた。

一応1人1部屋、寝具もちゃんと用意してあるのだが

しばらくは使われないだろうとは思っていた。

今限定の可愛さなのだ。

大きめに作った自室のベッドに3人を迎え入れ、ギュウギュウに抱きしめて眠りにつく。


実の親や兄弟達を目の前で失った悲しみや苦しみを

乗り越えられるくらいの惜しみない愛情をこの子達に注いであげよう。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


次回更新は29日木曜日を予定しております。

よろしくお願い致します。m(_ _)m


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