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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第6章
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ザル

チャレンジの目標を達成できて、少し気が抜けておりますが

物語はまだまだ続きます!

「そういえば、酒場って行ったことなかったよね?」


現在神聖国ベルマーノに入り、宿場町ミロットに滞在中の私達。

宿場町というだけあって宿の数がとても多いのだが

それに張るか勝るかという数の酒場があるのだ。

RPGや漫画の世界においても、情報収集といえば酒場が定石だ。

しかしこれだけ数があると、酒場で聞けそうな情報は

町中でも普通に聞けそうな気がする。

そうなると、興味の対象は単純にこの世界のお酒ということになってくる。

あと夜の町ってのも見てみたい。

今まで不眠不休で動き続けてるか、宿に泊まれるときは

夕食と入浴が終わったら即寝て、日の出の眩しさで目を覚ますという

おばあちゃんみたいなサイクルで生活していた。

娯楽らしい娯楽がなかったっていうのも理由の1つかもしれないが…。

だから、夜の町に繰り出してみたいという好奇心に駆られたのだ。


「この体でお酒を飲んだらどうなるのかも知りたいし」

「あぁ、言っとくが酔うことはねぇぞ」

「体に不要なものや有害なものが入れば、即破壊と回収がされるからよ」


マジで!?つまりザルか!ザルなのか!?ヒャッホーウ!

前世の私はお酒にはめっぽう()()()()。飲酒時のあの酩酊感もいまいち好きになれず、自分から進んで飲むことは滅多に無かったのだが、お酒自体が嫌いというわけでもなかった。

そもそも甘党だったから、梅酒やデザートワイン、甘めのカクテルやチューハイ等、飲めるなら飲みたい。でも酔いたくない。のジレンマに陥って、結局飲むことを諦めていた。

それが今は、いくら飲んでも酔わないときた!

これはもう酒場へ行けという神のお告げに違いない!


「そんなお告げをした覚えはねぇが」

「でもカオリが楽しいならいいんじゃない?きっと私達も楽しいわ」


リアル神様にツッコまれた。でも反対はしないようだ。

なんか最近この2人が妙に私に甘い。

以前ほど勝手なことを言わなくなったし

自分達の欲を優先させる事もなくなった。

まさかとは思うが、プレゼントのおかげだろうか。

あのネックレスをあげてからというもの、2人は常に身に着けていてとても大切にしてくれているみたいだった。

こんなに喜んでくれるならもっといいやつ買ってあげればよかったな。

だがもし2人の態度が軟化した原因がプレゼントなのだとしたら、ちょっとチョロすぎやしないか?うちの神様大丈夫か?


ともあれ2人の賛同を得られたので、その日の夜早速夜の町に繰り出した。

昼間のうちにギルドに行って軍資金もしっかり準備してきた。


いざ、酒場へ!

飲み屋街に足を踏み入れれば、そこはまた別世界のようだった。

楽団がいる大衆酒場からお一人様でも入れるショットバー、キレーなお姉さんがいるキャバクラのようなお店もある。

客引きの声や酔っぱらい同士の喧嘩、それを見ている野次馬。

夜の町の喧騒は、昼の町とは全く違う表情を見せてくれた。


様々な店がある中で、私達が入ったのは大衆酒場。

あまり騒々しくない感じのそこそこの店。

テーブルに着くと可愛らしい看板娘が注文を取りに来た。


「いらっしゃいませー!何にしましょう?」


テーブルに据え付けてあるメニュー表を眺めて2人はエールを、私はデザートワインとおつまみにナッツとチーズの盛り合わせを注文した。

甘めのお酒は他に果実酒やカクテルがあったけど、流石に梅酒は無かったな。

注文した品を待ってる間、それとなく店内を見渡す。

もうすでに出来上がっている客もちらほら。

その中の1人、完全に出来上がってる男がこちらに来て声をかけてきた。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


次回更新は10日土曜日を予定しております。

よろしくお願いします。m(_ _)m

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