表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第5章
63/319

一緒にいたい契約者 −sideヴェール−

5月病を吹っ飛ばせ勝手にチャレンジ企画!

毎日更新挑戦中!


本日遂に最終日!無事、ゴールテープを切ることができました!(TOT)

「それは2人の個性ってことでいいんじゃないかな?私は好きだよ。2人のこと」


そんな事を言われたのは初めてだった。


コライ村の一件を解決した後、カオリに尋ねられるままあらゆる事を話したわ。

通常であれば平和を取り戻した後に話すべき事も、現状先行きがどうなるか分からないからこそ包み隠さず全てを話したの。


今思えば…歴代の契約者は惨事の最中に呼び出され、有無を言わさず戦いを強いられ、精神的に疲弊することが多かったから、私達とも良好な関係を築こうとする余裕は無かったんでしょうね。

どちらかと言えば仲間よりは力の源。相互補助的な意味合いが強い関係性だったように感じるわ。

だからこそ、私達とよりは周囲の人間達と仲を深めて、最終的にはこの世界で普通の人間として生を全うする選択をしていたし、私達もその選択に疑問を感じる事は無かったわ。

むしろそれが当然。「お疲れ様」位の気持ちで見守っていたのよね。


私達が本体じゃないって話をした時も、同情や憐憫(れんびん)を向けられることはあっても「親近感が湧く」「それは個性」などという言葉を向けられたことはなかったから、正直驚いたわ。

それに、カオリは私達とちゃんと向き合ってくれるのよね。

歴代の契約者の中には、私達の言動に呆れたり

酷い時には軽蔑するような子もいたわ。

最初に「倫理観に難あり」って伝えておいたにも関わらず、よ。

でもカオリはちゃんと理解してくれてるのよね。

だからこそ、日に日に私達の扱い方も上手くなってるの。

最初に王都へ誘導しようとしてたのは私達なのに、いつの間にか私達がコライ村へ誘導されていた時は正直悔しかったわ。


これから先何も異変が起こらなければ、こっちの世界でずっとカオリと一緒にいられるかしら?

それともやっぱり、今までの子達と同じように力を手放すことを選ぶのかしら?

できればこのまま何も起こらず、平和な世界をカオリと一緒に旅していたい。

そんな事を考えたのも初めてで、自分に対しても驚いたわ。

こちらの世界に来てからまだほんの数ヶ月。それなのに今までのどの契約者よりも、カオリとの時間は濃密なものであると感じていた。

きっと、最初からここまでカオリには驚かされっぱなしだったからね。


ウィムニス王との面会の時もそうだった。

そもそも救世主として召喚されてる契約者が他の誰かに傅くなんてあるはずないのよ。神である私達を従えてる時点で、それより上位の存在なんていないんだから。

それなのにカオリは王を前にすると

流れるようにスムーズに跪き挨拶を始めたの。

これには私達も少し慌てたわ。そんな事する必要ないって教えるの忘れてた。

でもそのおかげなのか、ウィムニス王の心を掴むのは早かったわね。だからといって、あの依代に召喚するのはどうなのかしら?

一応私達にも神の威厳というものが…ブツブツブツ・・・。

まぁでもその後の食事が美味しかったからいいわ。許してあげる。


それにしても王からの褒美に顔を隠す物を頼むなんて…。

もう少し欲張ってもいいんじゃないしら?

最初に王も言ってた通り、この国にとってかなり有益な事をしたはずなのに。

余計な物を欲しがらず、必要な所にお金をかけるっていうのがカオリのポリシーなんだって。


「そこらで売ってる既製品より、王様がくれるヤツの方が絶対いい物に決まってる!」


だそうよ。まぁ、そうね。(おおむ)ね正論だわ。

中には悪辣な王族もいるけど、ウィムニスの王は昔から賢王が多かったから大丈夫でしょ。カオリの注文も「なるべく目立たない物」だったから、ヘンに飾ったりしないだろうし。


それにしても、さっきまで悩んでいたかと思えばもう寝てるわ。面白い。

驚かされるし飽きないし、一緒にいるだけでこんなに楽しいのは初めてだわ。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


ゴールテープは切ったがまだ走り続けている!どこへ行くつもりなのか!?


筆者「あまりにも中途半端なので、キリのいいところまで走り続けます!」


なんと、延長戦に突入する模様です!

明日も更新予定!よろしくお願いします!m(_ _)m


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ