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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第5章
60/319

眠れぬ夜は誰のせい

5月病を吹っ飛ばせ勝手にチャレンジ企画!

毎日更新挑戦中!


本日は28日目。目標達成はできそうだが、ちょっと別の問題が…(; ・`ω・´)

無事に国王との面会が終わり、その場はお開きに。

ヴェールとヴィータも再度引っ込み帰りの馬車に乗り込むと

4−3−2が声をかけてきた。


「カオリさんの話を聞いて、僕達も神聖国へ行くことにしました。今はまだ何も起きていませんが、万が一これから良くないことが起きるなら僕達もじっとしていられませんし」

「カオリさんはまだ数日こちらに滞在されますよね?僕達、明日の朝にでも出立しようと思ってます」

「え、そんな急に?どうせなら一緒に行けばいいのに」

「いえ、実は僕達もうそろそろ次の場所に移動しようとしていたところだったんです。それに…実はちょっとだけ打算もありまして」

「打算?」

「ハイ。実は神聖国南部の海沿いの街で食べられるイカが絶品でして!それを食べたいというのもあるんです」


2人は少し恥ずかしそうに答えた。・・・イカが好きなんだ。

そばかうどんかラーメンかなどと考えていたが、まさかイカとは。


「そっか。じゃあ残念だけど、ここで一旦お別れだね。私達が向こうに着いたらまた会えるかな?」

「えぇ、恐らくは。カオリさんも神聖国に入られたら、最終的には神官に会いに行くんですよね?」

「うん、そのつもりだよ」

「でしたら、きっとまた会えます。その時までお元気で」

「うん。2人の旅の無事を祈ってるね」


そう言って2人は自分達の宿泊先の前で馬車を降りていった。

その後、私達の宿泊先へ向けて馬車が動き出すと

レオさんとラインさんが話しかけてきた。


「今日はありがとうございました。皆さんのお話を聞いて差し迫った危機がないことは理解しましたが、まだ不安は払拭できませんね」

「えぇ、誰が何のために契約者召喚を行ったかが分かるまではなんとも…」

「ジレンマですね。本来なら神聖国側に通達するべきなのでしょうが、どこにどんな危険人物が潜んでいるか分からない状態である今、下手に知らせるわけにもいきませんしね」

「そうですね。大きな異変が見られない状態にも関わらず契約者が現れた、という話が独り歩きするようなことにもなりかねませんし」


本来なら神聖国の王と神官だけにでも知らせるべきなのだろうが、そうできない理由を先程食堂での雑談中に聞いてしまった。

なんと、数代前の神聖国の神官が裏切ったということがあったらしい。

当時歴代の神官の中でも最強と呼び声の高かったその神官は、契約者を意のままに操り、神の力を我が物にしようとしたらしいのだ。だが結局うまくいかず、そのまま契約者を殺してしまったそうだ。

当然大惨事になった。

当時の契約者は疫病の蔓延という理由で召喚されたため、戦闘訓練よりも治癒魔法の強化を重点的にやっていた。だがそれが仇となり、禄に戦うこともできずに殺されてしまった。


「以前、私達にダメージを与えられるのは契約者だけという話をしたと思うけど、それは神官と契約者の間にも言えることなの」

「召喚を行うのは神官だ。つまり契約者は神官の力に引っ張られてこの世界に来る。そうなりゃ少なからず互いの力は同調するんだ」

「だから本来ならカオリの力も呼び出した者と同調しているハズなんだけど・・・」

「お前の中からは誰の力も感じられない。あるのは俺達のものと似た力だけだ」


この世界において、当時の神官の裏切りは誰もが知るものなのだと。

ウィムニス王もそれを知っているからこそ、神聖国に私達の存在を知らせることを良しとしなかったのだろう。

しかしますます分からない。本来同調しているハズの召喚主の力が感じられないとなると、一体誰が・・・。

でもそもそも正規のやり方で召喚されてないわけで

だから同調とかしてないのかも。

結局何もわからないまま謎が謎を呼び、眠れぬ夜を過ごすのであった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


31日でキレイに一区切りつけたかったんですが、できなさそうだということが発覚( ゜д゜)

なかなか思い通りにいきまへんなぁ。

明日も更新予定!

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