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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第5章
53/319

王都

5月病を吹っ飛ばせ勝手にチャレンジ企画!

毎日更新挑戦中!


本日は21日目。遂にゴールへのカウントダウンが・・・(゜A゜;)ゴクリ

「王都」

紛うことなき「王」の住まう「都」である。


「スゴい!なんか、スケールが、違う。スゴい!語彙力が、落ちる」


完全にお上りさんになってしまった私はキョロキョロしまくった。

2人はそんな私を微笑ましく見守ってくれていた。


「ほらカオリ、見物もいいけどまずはギルドに行かないと」

「あの調査員の所にも行かねぇとだろ?」

「ハッ!そうだった」


浮かれてる場合じゃなかった。

王都でやらなきゃいけないことがまぁまぁあるんだった。

そんなわけで早速ギルドへ向かう。

しかし、さすがは「都」案内板がそこかしこにある。ありがたい。

おかげで迷うことなくギルドにたどり着いた。

中に入り滞在許可をもらい

魔石の買い取りカウンターへ行きATMの残高を増やす。

ここで使うであろう金額を下ろすが、預け入れの方が多いので黒字である。

王都で買わなければならない物もある。

顔を隠すためのサングラスか、仮面のようなものが必要だ。


そんな風にこれからの予定を立てていると「カオリさん!」と呼ぶ声が。

何者かと振り向けば、そこにはコライ村で一緒だった調査員の1人、ラインさんがいた。


「ラインさん!お久し振りです。お変わりありませんか?」

「えぇ。御三方のおかげで問題も解決しましたし、今の所食材不足になる気配はありませんよ」


ラインさんが後ろの2人に笑顔を向けると「そりゃ良かった」「えぇ、何よりだわ」とご満悦なのであった。

あの時はちゃんと話をしている暇がなかったが、ラインさんはギルド職員でレオさんは王城勤めの官僚なんだそうだ。

私が王都に来ることは分かっていたので、ギルドに来たらすぐにラインさんに知らせが行くように手配されていたみたいだ。


「レオもすぐこちらに来るので、どうぞ奥の部屋でお待ち下さい」


私達は応接室らしき部屋に通され、お茶を出される。

程なくしてレオさんが到着し

ひとしきり再会を喜ぶとラインさんが話を切り出した。


「それで(くだん)の依頼ですが、今回私共の護衛とコライ村の救済に加え、野盗の討伐までしてくださいました」

「騎士団からの報告ではあの野盗共、カオリさんにやられたのが余程堪えたようで、まるで人が変わったかのように大人しくなったそうです」


ヴィータがピクッとした。うん。君もあの時何かしてたよね。

しかし、その後のレオさんの言葉に私はお茶を吹いた。


「御三方のことを包み隠さず報告しました所、国王陛下が是非会いたいとご所望されています」

「ブフォッ!ゲッホゲホッ!ゴホッ」

「うわっ!きったねぇ!」「ちょっとカオリ、お行儀悪いわ」


ここここ国王陛下!?予想外の面会希望者に目を白黒させた。

汚した床を自分で拭きつつ聞いてみる。


「な、なんでまた私なんぞに会いたいなどと?」

「それはもちろん、我が国の危機を救ってくださった礼がしたいと。・・・それと」


そこまで言うと、今度は少し声を潜めた。


「やはり、契約者様が召喚されたということに不安を覚えていらっしゃるようです」

ここまでお読み頂きありがとうございました。


明日も更新予定!

あ、5月で物語が完結するわけではないので悪しからずm(_ _)m

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