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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第5章
52/319

素直な気持ち

5月病を吹っ飛ばせ勝手にチャレンジ企画!

毎日更新挑戦中!


本日は20日目。

ちょっとゴールが見えてきた。一応目標は5月だけだったからね…。♪~(゜ε゜ )

「ちょっと、一旦休憩。頭ん中整理したい」


道の端に寄り、木に背中を預けて座り込んだ。

今の話と一番最初に聞いた説明を照らし合わせてみる。

・・・確かに()()言ってないね。

言ってないことだらけだったのは否めないけど、あの状でこんな説明をされても理解できないし、受け入ることもできなかったと思う。

仕方なかったんだろうな。

私があそこで首を縦に振らなかったら、2人はこっち(この世界)に来ることも叶わなかったはずだから。


「神様も色々と大変なんだね」


ポツリと言うと、2人は苦笑いをして言う。


「でも今回はいつもと違って楽しいわ」

「こんなに長い時間外にいて契約者と話すのは初めてだからな」


あぁ、そうか。

通常ならば彼等は契約者の身の内に宿っているだけで、戦い方や魔力の使い方、この世界に関するあれやこれやを教えるのは、召喚をした神聖国の人間達なのか。

やたらと「言ってなかった」が多いのは、誰に何を説明したか覚えていないんじゃなくて、そもそも説明なんてしたことがなかったから、何を教えたらいいか分からなかったんだ。


「でも…あんまりじゃない?自分達のこと『失敗作』とか『不完全』とか、そんな言い方しないでよ。逆に神様でもダメな所あるんだって思ったらなんか親近感湧くし、それは2人の()()ってことでいいんじゃないのかな?私は好きだよ。2人のこと」


私がそう言うと2人は少し驚いて、泣き笑いみたいな顔をしていた。


「そんな風に言われたことなかったな」

「カオリが初めてよ。ありがとう」


別に礼を言われるようなことは言ってない。

私は自分が思うままを口にしただけだ。

今までの契約者と彼等の関係性ってどんな感じだったんだろう?

コライ村で聞いた話を思い出した。

歴代の契約者達は皆、力を手放すことを選んでる。でもそれって、当然だけどこの2人とは別れるってことだ。

今の私には、まだこの2人と天秤にかけられる程の存在はいない。

これから先、もしそんな人が現れたら…私も過去の契約者達と同じように、この2人との別れを選んでしまうのだろうか。


「お礼なんて…今の私の素直な気持ちだよ」


ふぅ。と息を吐き立ち上がると、再び歩き出した。


それにしても・・・

魔核とは、これまたスゴいものがあったもんだわ。

この世界の根源でこの2人の本体…。

それだけを聞いてもとんでもない力を持っているのは分かるけど、2人を生み出したかと思えば閉じ込めたり、世界を維持するための力だけを残して自らを封印するなどという器用なことをやって退ける辺り、自我とか意志とかはあるのかな?

「魔核」っていう名前からは人型は想像できないね。


それから神聖国と神官。

今までも神聖国の名前は何度か耳にしていたが

具体的にどういう国かは聞いたことなかったな。

神聖国っていうのは代名詞みたいなもので

正式にはベルマーノという国名があるらしい。

そして神官。

話を聞く限りでは、神官は契約者の子孫ってことになる。

私の召喚の件については、神官以上に情報を持ってる人もいないだろうな。


とりあえず、当面の目標は決まった。神聖国に行き、神官に会うこと。

そのためにも、まずはウィムニス王都へ。私達は歩を進めるのであった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


明日も更新予定!

よろしくお願いします。m(_ _)m

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