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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第4章
48/319

歴代の契約者のその後

5月病を吹っ飛ばせ勝手にチャレンジ企画!

毎日更新挑戦中!


本日は16日目。後半戦スタートです。

ゴールデンウィークの後は何がくるだろう?

と考えた結果、5月病になりました。(^^;

事態は一段落したが

「じゃあ後はよろしく」ではあまりに無責任かと思い

コライ村にはしばし滞在することになった。

せっかくなので何か手伝おうかと申し出ると


「とんでもない!恩人を働かせるなんて!」


と断られてしまったので、私は今すこぶる暇人である。

だが丁度いい機会なので、ヴェールとヴィータに前から気になっていたことを聞いてみよう。


「ねぇ、歴代の契約者とその従魔達についてなんだけど…。今までの契約者ってどうなったの?」


すると2人は顔を見合わせ、少し悩む素振りを見せる。


「うーん…そうねぇ、カオリはまだこの世界での使命を果たしてないから教えるべきかどうか迷うけど…」

「いいんじゃねぇか?今教えた所で大した問題はないと思うぞ」

「そうね、カオリならきっと大丈夫ね。あのねカオリ、実は歴代の契約者達は皆この世界での使命を終えた後、普通に歳を重ね天寿を全うして亡くなった者が多いのよ」

「え!?どういう事!?年は取らないんじゃなかったの?」

「順を追って説明するぞ。まず初めに契約者の絶対条件ってのがある。それは『女』であることだ」

「そうなの?じゃぁ歴代の契約者は全員女性?男性はいないの?1人も?」

「えぇ、全員女性よ。それには理由があるの。契約者はこの世界での使命を終えた後、契約者としての力を手放して私達との契約を終了することができるのよ」

「言ってみりゃ救済措置だな。この世界が平和になるまでいりゃぁ当然大切な存在ができる。お前だってもう既に仲間意識を持った奴等がいるだろ?」

「あ・・・うん」


雷鳴の4人の顔が浮かぶ。


「そんな大切な人達の死を、自分が年を取らないばかりにただ見送り続けることしかできないなんてツラいでしょ?」

「確かに。生き地獄もいいとこだね」

「中には想い合うものだっているだろう。だが半不老不死であれば、そいつと添い遂げることすら叶わない。そんなのはこの世界の恩人に仇を返すようなものだからな」

「だから歴代の契約者達は皆、最終的にその力を手放すことを選ぶのよ。そしてその力を手放すための手段というのが『出産』よ」

「出産!?あ、だから絶対条件が女性なのか」


思いもよらなかった事実に衝撃を受けた。

自分はまだこの世界に来たばかりだから

今ひとつピンと来てないが

前世の家族にはもう会えなくて

この世界で戦い続けて

せっかく仲良くなった人達や愛し合えるようになった人達を見送ることしかできないなんて、きっと気が狂ってしまう。


人によっては前世様々な事情で自分の子どもや

家族を持てなかった契約者だっていたはずだ。

そんな人にとっても、この世界で家族を作り

この世界を終の棲家として骨を埋めるという未来は

とても魅力的に見えたことだろう。


契約者の力とこの2人が一緒であれば

少なくとも望まぬ妊娠や流産をすることはないだろうし。


「ただ忘れないでほしいのは、力を手放す選択ができるのは、あくまで使命を果たしこの世界に平穏をもたらすことができた者のみの話。中には胸を貫かれてしまった者もいるわ」

「やっぱりいたんだ・・・。ねぇ、その時2人はどうなるの?」

「俺達は契約者が死んだ時『この世界から』消滅する。存在自体が消えるわけじゃないが、最初に言った通り契約者はハシゴ。この世界に俺達が実体を持って留まるための媒体だ」

「私達は強制的に最初の空間に戻されるわ。そうなれば、もうこちらに来て力を使うことはできない。あの空間で私達が使える力は世界を維持し、回していくためだけのもの。人間達の危機を回避することはできないわ」

「とは言え、契約者がやられる程の最終局面だ。俺達がいなくなっても人間だけでなんとかなったみたいだがな」

「そ、そうなんだ・・・。それじゃぁ、その従魔達は?」

ここまでお読み頂きありがとうございました。


ブクマ登録ありがとうございます!ヽ(=´▽`=)ノ

明日も更新予定です!

よろしくお願いします。m(_ _)m

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