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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第4章
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野生動物とは

ゴールデンウィーク勝手にチャレンジ企画!

毎日更新挑戦中!


本日5日目、まだまだ行きまっせ!


ううぅっ…( ;∀;)嬉しい。いいねも頂けてる…。ありがとうございます!(><)

害…獣?アレは・・・ドラゴンというヤツでは?

え、害獣って、農作物を食い荒らしにくる「野生動物」のことだよね?


村人達はドラゴンを相手にホウキや手製の槍などで果敢に応戦している。

何この光景・・・私が呆気に取られてるうちに、ひとしきり食い荒らして満足したのか、ドラゴン達は村の裏手にそびえる山の方へ飛んで行った。


「ちょっと、カオリ!何ボケッとしてたのよ!?」

「牛!牛が連れて行かれたぞ!」


ヴェールとヴィータが騒いでいるが、私の中ではそれどころではない。


「ねぇ、アレはドラゴンってやつだよね?害獣ってさ、作物を荒らす野生動物だよね?ドラゴンは・・・野生動物?」

「当たり前じゃない!何言ってるのよ?しっかりして!」

「あんなもん、ただのデカいトカゲだろうが!」


何ということだろう・・・私は失念していた。

ここは異世界。前世の認識がここでは通用しないのだ。

私が膝から崩れ頭を抱えると、自分達との認識に齟齬(そご)があったことに気付いたのか

2人はシリーズを発動させた。


「あー、そういえば言ってなかったな。この世界の野生動物ってのは、お前のいた世界のものとはちょっと違うんだよな」

「ちょっとじゃないよ・・・すごくだよ」

「カオリの世界にも恐竜ってヤツがいたんでしょ?それとか…ホラ、生きた化石って呼ばれるやつ」


あー、オウムガイとかシーラカンスとかカブトガニとかか。恐竜も絶滅してなかったら野生動物って分類になったのかな?


「ってことは、ドラゴンは古い種の生き物なの?」

「そうだな。あの手のデカい野生動物は、古代からその姿をほとんど変えてない」


ナルホドねぇ・・・なんか、一気に疲れた。

村の方も少し落ち着いたので、改めて村長に詳しい話を聞くことになった。


最初は1体の若い個体だったらしい。

それまで人間とはちゃんと住み分けができていて人里に下りてくることはなかったのに、何を思ったかその1体が村に下りてきて、鶏を1羽攫って行った。

それからだ。

山の方から数体の群れで飛来しては農作物や家畜を荒らすようになったのは。

山に彼等の食べ物がないわけではない。山には沢山の恵みあり、うまく住み分けができていた頃は村人も山に入り、木の実や果物、キノコや山菜などをドラゴン達の分が無くならない程度に収穫していたのだとか。


要するに奴等は味をしめたのだ。

前世でも野生動物が人が育てた作物を食べて以降

その味を知ってしまったがために畑に侵入し

食い荒らすようになってしまったと言う話はたまに聞く話であった。


「殲滅ね」「殲滅だな」


2人の声が重なる。待て待て、すぐに滅ぼそうとするんじゃない。

まったく・・・こいつらの頭にあるのは「自分達のご飯」のことだけである。


ドラゴンに襲われ始めたのが数ヶ月前。その数ヶ月でこの惨状。

このまま調査員の2人が王都に持ち帰り、対策を講じて再び出向いてくる頃には

この村は滅びてしまうだろう。

村長も調査員の2人もその可能性に思い至ったらしく

縋るような目をこちらに向けてきた。

私達は力強く頷き返した。


「この件、私達にお任せください」

ここまでお読み頂きありがとうございました。


明日も元気に更新予定!

よろしくお願いします。m(_ _)m

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