表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第4章
35/319

依頼

ゴールデンウィーク勝手にチャレンジ企画!

毎日更新挑戦中!


本日3日目。

ここを乗り切れば3日坊主は免れる!

そんなやり取りをしていると、助けた旅人さんがこちらにやって来た。


「危ない所を助けて頂きありがとうございました。あの、御三方は冒険者でしょうか?」

「えー、まぁ、あの…そうですね、ハイ」


なんと答えようか悩んでフワッとした返答をすると

旅人2人は顔を見合わせ頷いた。


「あの、助けて頂いた上にこんな厚かましいお願いをするのは少々(はばか)られるのですが、コライ村まで護衛をお願いできませんか?」


と依頼をしてきた。

あからさまに嫌な顔をするヴェールとヴィータを(なだ)(すか)し、とりあえず話を聞いてみることに。


旅人さん達はウィムニスの王都から派遣されて来た調査員。

要するにお役人さんだ。

自らをレオとラインと名乗った。


「数ヶ月前から被害報告が上がっていた案件が2件程ありまして、1つがこれから向かうコライ村の害獣被害。そしてもう1つが奴等…」


彼等は後ろを振り返り、私が諸々へし折った野盗共を指さした。


「アグニア、コライから王都へ向かう道中で、野盗に襲われたという被害報告が後を断たず、何度か調査をしたものの奴等はうまく隠れてしまうようで、尻尾を掴めずにいたんです」


その結果、彼等は囮作戦に打って出たのだという。

実は少し離れた所に騎士団が待機していて、2人が襲われた所を見計らって奇襲をかける手筈になっていたらしいのだが・・・


「どういうわけか、騎士団が来ないんです」


そこまで話すと、彼等の後方から「レオ殿!ライン殿!ご無事ですか!」と、彼等を呼ぶ声が聞こえた。


「あぁ!良かった。来たようですね」

「何かあったのですか?」

「申し訳ありません。突然多数の魔獣がこちらに向かってきまして、その対処に追われ作戦を遂行できませんでした」


あ。ヴェールがビクッとした。チラリと見やるとスーっと目を逸らす。

そうなのだ。私も後になって気がついたのだがこの女神様、私が野盗に集中している間、魔獣からの邪魔が入らないように自分達の周りに結界を張っていたのだ。

それまで魔力をたれ流し、稼げとばかりに魔獣ホイホイをやっていたのに、それが突然止んでしまったら…。

より強い魔力を求めて魔獣が騎士団の方へ向かってしまうのは必然だっただろう。

だけど、ふと考えた。私達の近くまで来ていた魔獣が結界により方向転換し、離れた場所で待機していた騎士団がその対処に追われ駆けつけられなかったのだとしたら、ヴェールはいつから結界を張っていたのだろう?

もしかしなくても、野盗の気配を感じた時にはすでに結界を張ってたんじゃないだろうか。

思い返せば、分かれ道の案内板を過ぎた辺りから魔獣が出なくなっていた。


・・・つまりヴェールは最初から私を野盗と戦わせるために、あらかじめ下準備をしていたのだ。

完全に手のひらの上で転がされた!

悔しいのもあるけど、それよりももっと他にやり方無かったの!?

あの2人本当に危なかったんだからね!

・・・やっぱ、ぶっ飛んでんのね。倫理観。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


明日も更新予定!

よろしくお願いします。m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ