表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第20章
313/319

ピンチ

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

ヴェールが魂を保護したのを確認すると

ようやく本腰を入れて攻撃に転じることができた。

とはいえ、相変わらず難易度はMAX。

集中力を欠いては達成することは叶わない。

緊張状態が続く。


「うわっ!」

「どうしたのですか!?ずいぶんと苦しそうじゃないですか!」

「はぁ…はぁ…クソッ」


魔力の鎖を切ることに集中している分

どうしても奴からの攻撃に対する反応が遅れる。

ただでさえ奴の能力が上がっていて

避けきれない回数が増えてきた。


僅かだが、体が重くなり動きが鈍くなった。

まずいな…。

集中を維持しなきゃいけないこの状況で

動きが鈍るのはなかなかに致命的だ。


一進一退の攻防を続ける中で

少しずつ、でも確実に魂を引き剥がしていった。

しかしそれと同時に、私の体も徐々に動かなくなり

意識も朦朧としてきた。


『カオリ!無理しないで!このままじゃ貴女が…っ!』

「まだ、まだ…もう少しだけ」


実際ピンチではあったが、幸いなことに

私の衰弱に気を取られたスペルディアは

取り込んだ魂を引き剥がされ

自身もまた弱体化していることに気付いていなかった。


「フッハハハハハハ!なんと無様な姿でしょう!このまま一思いに殺して差し上げるのもまた一興ですが、それでは面白くありません。やはり、真綿でじわしわと首を締めてあげましょう」


既に、立っていることさえ億劫に感じる程の倦怠感。

負のエネルギーを纏った攻撃のダメージは

心に蓄積され、体をも蝕み続けた。


そんな状態の私を見てチャンスと思ったのか

ここぞとばかりに猛攻を仕掛けてきた。

一旦攻撃を止め、回避に専念するが

思うように動かない体では、到底回避しきれるわけもなく

攻撃を食らっては動きが鈍るという悪循環を繰り返した。

そしてとうとう、膝を突かされた。


「フッハハハハハハ!どうしました!もう終わりですか!?ほらほら、早く立たなくては!殺されてしまいますよ!?」

「はぁ・・・はぁ・・・後、少し」

「…あぁ、残念ですねぇ。もっと楽しみたかったのですが…もう、お終いにしましょう」


スペルディアは、武器を振り上げると

地面に(うずくま)る私目掛けて、思い切り振り下ろした。


ガキイィィィーーーン!!


「…っ!!ハッ!魔核の残りカス共が…無駄な足掻きをっ!」


私の前に、ヴェールとヴィータが飛び出した。

ヴィータが攻撃を受け止め、ヴェールが私を抱えて

その場を離れる。

従魔達も駆け寄ってきた。


「「「カオリ様!!」」」

『長くは持たねぇ、急げ!』

「ヴィータ様!」

「俺達も手伝うッス!」

「頑張ります!」


朦朧とした意識の中で、なんとなく聞こえた皆の会話。

どうやら、ヴィータと3兄弟が時間を稼いでいる間に

私を回復させるつもりのようだ。


しかし、この症状は治癒魔法で治る類のものではないはず。

どうするつもりだろうとボンヤリ考えていると

何やら、ミモザが張り切っている。


「ぃよっしゃー!僕に任せて!バッチリ治しますからね!では、ご協力お願いします!」

「「はい!」」


ん?ルビアスとサミーロも?

何をするんだろう・・・?

ここまでお読み頂きありがとうございました。

いよいよ終わりが近付き

最終話へのカウントダウンが始まります

最終話まで、あと5話。


次回更新は2日、月曜日を予定しております。

よろしくお願い致しますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ