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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第20章
312/319

その手があったか

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

いざ、地道作戦開始!

私がスペルディアの気を引く間に

ヴィータが魔力の鎖を切って、魂を回収する。


始めてすぐに、課題に気付いた。

手順は至ってシンプルだが、とにかく時間がかかる。

今はまだ、私に集中していて気付いていないが

ヴィータがやっていることに気付けば

当然それを阻止しようと、ヴィータを狙い出すはず。

そうなれば、思うように事は運ばなくなる。


早めに次の手を考えなければ…。

だが今の状況では、僅かな迷いや悩みが仇になる。

重めの一撃をまともに食らい、思い切り吹っ飛ばされた。


「ぐっ…はぁ!」

「フッハハハハハハ!先程までの威勢はどこへ行った!?やはり新たな神を前に、先代の神の力など及ばんのだ!」


クッソ、しんどいなコレ。

取り込まれてしまった者達の怨みの念なのか

負のエネルギーを多分に含んでいる奴の攻撃は

肉体よりも精神に影響を及ぼす。

体にダメージがなくとも、精神が病んでしまうと

自然に体にも異常をきたす。


とんでもない悪循環だな。

このまま攻撃を受け続けてしまえば

いずれ体を動かすことすらできなくなりそうだ。


「参ったな。これじゃ持たない…。こういう時に相談できそうなのは…」


状況を変えなければならないと判断した私は

もう1人の頼もしい助っ人に頼ることにした。


「タツ?そっちは異常ない?」

『カオリ!?良かった、無事だったんだな。塔を消すと言ったきり、連絡がなかったから心配したぞ。こちらは大丈夫だ』

「そう、良かった。実は今ね・・・」


手短に今の状況を説明した。


『ふむ…。ならばその魔力の鎖を切る速度を上げることができれば、魂の回収がより早くできるようになるってことだな?』

「まぁ、そうだね。でもヴィータ1人じゃ限界があって…他に何か方法はないかな」

『ではその鎖を、カオリも一緒に切ればいいんじゃないか?』

「え?…あ!あぁー!そうか、そうだよね!…ちょっとムズいけど、やってみる!」


タツに礼を伝え、刀に破壊の力を注ぎ込み意識を集中する。

すると、魂を繋ぎ留めている魔力の鎖が

より鮮明に視えてきた。

それはまるで、獲物を捕らえた蜘蛛の糸のように

魂に絡みついていた。


「ちょ…マジか。これは無理ゲーすぎん?」


この複雑に絡みついた鎖を

魂にコレ以上の傷をつけることなく切れ

というのは、針の穴に糸を通す方がまだ楽な作業だ。

それを、戦いながらやれと…。


赤ちゃん用の爪切りみたいな

先の丸いハサミが欲しいくらいだ。

しかし、ここでふと思い付く。


「ヴェール、魂だけを保護できる?」

『できるけど、どうするつもり?』


タツがくれたアドバイスを伝え

私の攻撃に魂が巻き込まれないように

保護しておいてもらえば、私は難なく刀を振るえるのだ。


『分かったわ、やってみる。でも覚えておいて。今のカオリは私の力を超えるものよ。加減を間違えると、魂ごと切ることになりかねないから、気を付けてね』

「うん、ありがとう。よろしくね」


相変わらず無理ゲーだが、詰んではいない。

本当の勝負はこれからだ。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は29日、木曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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