表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第20章
309/319

いっそ壊して

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


ブクマ登録、並びに誤字報告も頂きまして

感謝感謝です( ;∀;)

初期の頃は、とにかく先を書きたくて

確認作業を怠りがちでした。反省。(^_^;)

ギリギリと歯を食いしばりながら

死にもの狂いで向かってくるスペルディア。

それを、どこか冷めた目で眺めている自分がいた。

魔核が言っていたことが、脳裏に蘇る。


『頭が悪いわけじゃないのに、諦めが悪かったせいで、結局愚かな選択をしたんだ』


なるほど…こういうことか。

自分は器になることができないと気付いた時点で

諦めて、余生を穏やかにすごせば良かったのに

現実から目をそむけ、最後の最後まで

妄想に取り憑かれたまま

間違った道を進み続けてしまったのだ。


その結果、信頼していた腹心に裏切られ

そして失うことになった。


哀れというか、滑稽というか…。

何にせよ、救いようがないというのは分かった。

となれば、今ここで、私の手で引導を渡してやるのが

最善だろう。

ルビアスとサミーロのため、マイケルのため

そして何より、スペルディア自身のために。


それにしても、この壊れかけの体のどこに

これ程の力が残っていたのだろう。

まさに猛攻と呼ぶに相応しい勢いで攻撃を繰り出してくる。

攻撃魔法はなくなったので、仲間達に害が及ぶことはないが

万が一、再び魔法を放たれてはたまったものではない。

なので結界は継続中。

皆は、少し離れた所から戦況を見守っていた。


魔核の力を行使できるようになったことで

視野が格段に広がった。

正確に言えば、視認していないところまで

()()()ようになった。

それは他者の魔力やその流れ

魂の在り方に至るところまで。


だからこそ、分かってしまうのだ。

今のスペルディアの状態が。


肉体も魂もボロボロの状態であるにも関わらず

お構いなしに暴れるその姿は、あまりにも痛々しくて

正直視ていられない。


「どうしてそこまでするんだよ!?限界はもうとっくに超えてるだろ!?」

「貴様に何が分かる!私の全てを奪った貴様にっ!今の私に残された唯一の望みは、貴様を道連れに消滅することだ!」


手に入らないのなら、いっそ壊してしまえばいいという

子どもじみた暴論を振りかざし、とにかく私を負かそうと

向かってくる。

最早、ただの駄々っ子のようだが

そんなに可愛らしいものではない。


「私の全てを賭け、貴様を潰してやる!!」


そう言い捨てると、一度攻撃を止め距離を取った。

何をするつもりかと警戒したが、待ってやる筋合いはない。


敵のパワーアップは許さない。これが信条。

奴が何かをする前に、踏み込んで間合いを詰める。

…がしかし


「全てを贄に!我に力を!」


奴がそう叫んだ瞬間、何かの術を発動した。

その正体は分からないが、どう考えても良からぬものだ。


そして、視えてしまう。

大規模魔法陣を発動すべく、国内のあちこちに

散らばっていたであろう、神殿派の貴族達。

彼らが苦しみ、悶え、絶命していくその様が。


「お前…なんてことをっ…」

「フッハハハハハハ!あの者達は私と()()()()を交わした者達。皆、我が血となり肉となるのだ!」


つまり、貴族達を生贄に自身を強化するという下衆な術。

それに同意するためのものが、魂の契約なるものだ。

こいつ・・・マジで最低だ。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は19日、月曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ