It's show time!
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
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リーフの背に乗り塔へ向かう最中
あの封魔の陣をどうにかできないかと考えていた。
あれがある限り、あの塔の中では魔力も神力も使えない。
「ではいっそ、塔を消してしまってはいかがでしょう?」
「あ、そっか」
なんで思いつかなかったんだろう。
最初に塔に入った時は、出入り口の扉がガッチリ閉まって
閉じ込められてしまったからできなかったけど
今なら塔の外にいるんだし
スペルディアから魔核の力も消えてるんだから
十分可能だろう。
あれだけ頑張って上った塔を
なかったことにするのは少し切ないが・・・
よっしゃ、そうと決まれば!
「タツ、ちょっと塔にいる皆に伝言お願い」
『よし、任せろ。何と伝えればいい?』
「今から塔を消すから、脱出の準備をしておいて。と」
『け、消すのか…随分と大胆なことをするんだな。了解した、伝えよう』
これでよし。
塔を消したら、場所を移して奴を潰す!
程なくして塔を視界に捉え
タツからも伝言完了の連絡を受けた。
後は心置きなく、ぶちかましてやるだけだ。
正面に捉えた塔に意識を集中し呟くように唱えた。
「消滅」
すると、あんなに主張していた塔が
ものの見事にパッと消えた。
それと同時に、空中に投げ出された人影が数体。
その中から3人がその姿をドラゴンに変え
7人分の人影を背で拾う。
他の2つの人影は、そのまま落下していった。
「よーし、上手くいったみたいだね」
『ちょっと!やることが急すぎるわよ!』
『俺達の扱いが雑過ぎんだろうが!』
『カオリ様!ご無事だったんですね!』
『魔法陣も止められたようで、安心しましたわ』
『さすがッス!俺はカオリ様なら大丈夫だって信じてたッスよ!』
おぉ・・・皆無事で何よりだ。
塔が消えた途端に、頭に流れ込んできた皆の声。
文句を言いつつも、どことなく嬉しそうなのは
気のせいではないはずだ。
「ごめんごめん、皆無事でよかった。落ちた奴らは?」
『しぶとく耐えてますよ。このままこちらへいらっしゃいますか?』
「いや、場所を変えよう。暴れても被害が出ない所へ。もう少しその場所に留まっててくれる?」
『分かりました』
待機命令を出した後
もう少し接近し、落下に耐えている奴らを見つけた。
「へぇ…魔法であんなこともできるんだ」
「どうやら土魔法で足場を作り、風魔法で落下の衝撃を和らげたみたいですね。やっぱりあの男、魔術師としても反則級に強いですよ」
そうなんだ。
便利なもんだね。もうあんま意味無いけど。
敵も味方も、全員を視界に捉えてポツリと呟く。
「転移」
そして私達が辿り着いた場所は
北の都市バスドムよりも更に北
隣国との国境になっている、広大な平原だった。
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次回更新は5日、月曜日を予定しております。
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