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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第20章
302/319

腹の虫 ‐sideヴィータ‐

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


今回はヴィータしてんのお話。

タイミング的には「ゴーレムと神の権能」あたりです。

「俺達の力だな」

「不愉快極まりないわね」


マジでムカつく。意味分かんねぇ。

目の前には、今しがた天井だったはずの石畳が

ゴーレムになって立ちはだかっていた。


俺とヴェールは、本体である魔核から生み出された分身体。

俺は破壊、ヴェールは創造。

単体では1つの力しか使えない。

だが目の前のゴーレムは、その両方の力を使って

コイツ1人によって生み出された。


この塔も、建てる時に誰か協力者でもいたのかと思ったが

今起きたことを踏まえれば、コイツ1人の仕業だろう。


「俺達の力」とは言ったが、コイツは俺達の本体の力を

持っているということだ。


これで合点がいった。

トラップを仕掛け、わざわざ塔を上らせ

俺達に時間稼ぎをさせた理由の1つに

コイツ自身の神力の回復時間を考慮したということも

あるだろう。

そして当然、本当の狙いは他にある。

でなきゃ、こんだけ消耗して塔を作った意味ねぇからな。


さて、コレ(ゴーレム)をどうするか。

どうにも腹の虫が治まらねぇ。

本当なら、元凶である奴を潰してやりてぇが

俺達が奴に向かって突進したところで

コレに邪魔されんのは目に見えてる。


となれば、やるこたぁ1つ。

ヴェールも同じことを考えてたみてぇだ。

目配せをすると、頷きあった。


「カオリ、あいつお前に任せるぞ」

「このゴーレムは私達で相手をするわ」

「OK、よろしく」


カオリは二刀流に切り替えた。

これで存分に暴れられるはずだ。

さっきまでは、俺達の動線まで考えて動いてたから

少しやり辛かっただろう。


「さて、どう料理してやろうか」

「こんなの、煮ても焼いても食べれないわ」

「ものの例えだろ。本当に食おうとしてんじゃねぇよ」

「あら、ヴィータのことだから、本当に食べるつもりかと」

「お前、俺を何だと…」


ドゴオォン!


おっと、くだらねぇお喋りに付き合ってたら

先手を許しちまった。

だが見た目通り、大振りな攻撃が多く

避けるのは苦じゃねぇが、問題なのは・・・


「クッソ!硬ってぇな!攻撃が通らねぇ!」

「ご丁寧に強化魔法までかけてくれちゃって!ほんっとイイ仕事してますこと!」


こんなに憎々し気に褒めるやつ、初めて見た。

だが、これじゃ埒が明かねぇ。

コレをどうにかしねぇ以上

身動きが取れなくなっちまった。


唯一の希望は、カオリが奴を倒してくれること。

そうすれば、恐らくコレも消えるはず。


そこまで広いとは言えない空間で、従魔達も戦ってる。

そこに対する影響も考えると

あまり派手に暴れるわけにもいかない。


どうしたもんかと悩んでいると

どっかで聞いたことのある声が聞こえた。


「ご主人様!お待たせ致しました!」


あ゙!?あいつ、スパイ野郎じゃねぇか!

この野郎、どっから湧いて出てきやがった!?

どいつもこいつも、本当にイラつかせやがる!

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は24日、木曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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