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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第20章
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質問コーナー

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

「まず、あの魔法陣は止められたの?」

「うん、止まったよ。それに、あの魔法陣は効力を失ったから、ベルマーノはもう大丈夫」


それを聞いて一安心し、次の質問へ。

以前にヴェールとヴィータから

魔核についてアレコレ聞いていたこともあり

私がこの世界に召喚された理由や

攻撃魔法の威力がえげつない理由は知っていた。

知っていたのだが!


「あのさ、私の攻撃魔法って、もうちょっとなんとかならなかった?」

「えー、次に知りたいことがそれぇ?」


なんだろう。

むしろ、私が個人的に一番知りたいことはそれなのに

あからさまにがっかりされるのは、なんか解せぬ。


「いつもはしない介入をしたことで、私の能力値が尋常じゃなくなったことは聞いたけど、それにしたってさぁ…限度ってものがあるじゃない。まぁ、最終的にはそのお陰で助かったんだけどさ」

「え?いや、攻撃魔法のことは僕のせいじゃないよ?確かに非常事態だったから、とっさに介入はしたけど、僕が干渉したのはあくまで魔力操作に関してだけだよ。それ以外の異常な能力は、全部君が本来持ってる力なんだ。それを暴走させないようにするために、そこだけの介入に留めたんだ」

「いやいやいや!嘘でしょ!?あれ全部私の力なの!?」

「うん、そう。多分君は、通常とは違って、()()()()()()()()()こっちに来たからだと思うんだよね」


にわかには信じられなかったが、そういえば最初に

ヴェールとヴィータから説明されたっけ。

通常は()寿()()()()()()()()契約者として

こちらに連れて来られると。


ところがどっこい。

不正召喚されたために、魔核が介入し

強制的にこちらに連れて来られた私には

まだまだ生きるための力、生命力が残されていた。


「だから、それが全部魔力や神力として、還元されちゃったんじゃないかな?きっと、攻撃魔法や体術がスゴイのも、従魔があれだけ多いのも、そのせいだと思うよ」


そういやあの2人も言ってたっけ。

ドラゴンの群れ、しかも4郡も同時になんて

通常じゃあり得ない話だと。

それだけの数と契約できる魔力は、尋常じゃないって。


「そうだったのか…逆だと思ってた」

「そうだったのだ!だから君が本気を出せば、創造だろうと破壊だろうと、あの2人より強力な魔法を使えるはずだよ」

「マジか…じゃあ、むしろヴェールとヴィータより…」

「うん。僕に近い存在だね。だから、()()()器になれるんだ。スペルディアじゃ、そもそもが無理なんだよ」

「そうなの!?」

「そうなの。アイツ、僕の力を使えたでしょ?」

「あ、それ。次に聞こうと思ってたやつ。なんで?」

「君の召喚に介入した時にね、僕の力が少し逆流したみたいなんだ」

「逆流?」

「うん、つまり術者に僕の力が入ってしまったってこと。これはアイツにとって、良くも悪くも誤算だったみたい」

「良くも…ってのはなんとなく分かるけど、悪くもっていうのは?」

「魂と肉体の崩壊」

「え!?なんで!?」

「考えてみてよ。アイツは元々ただの人間だよ?神官って立場ではあったけど、それでも今は人間が禁術の力で、どうにか原型を留めてるだけの状態。そんなのが僕の力に当てられて、無事でいられると思う?」

「…ですよね~…」


だから傷を負っても回復しなかったし

あれ程時間をかけて事を進めていたのに

突然、焦ったように短絡的な行動に出たのか。


「自分に時間が残されていないことを悟ったから、強硬手段で僕を取り込んで、完全な神になれば崩壊を免れると思ったんだろうね。最初っから無理なのに。バカだよねぇ。アハハッ!」


無邪気さ故の残酷さ、というやつだろうか。

その笑顔に少し寒気を覚えたのだった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は3日、木曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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