表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第19章
294/319

主の死 ‐sideリーフ-

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


今回は初めて、リーフ視点のお話です。

「カオリ様!やりましたね!」


さすが私のご主人様です!

こんな大きな魔法陣の発動を、見事に阻止なさいました。


この魔法陣が発動していたら、この首都だけでなく

その周辺にも燃え広がり、この国は間違いなく

火の海になっていたはずです。


しかし安心したのも束の間、大変なことになりました。

背中に感じた軽い衝撃。

疲れたカオリ様が座り込んだのかと思いましたが

動きがありません。


「カオリ様?・・・カオリ様ぁ!!」


呼びかけてもお返事がありません。

疲れ果てて、声すら出せずにいるのかと思い

念話で声をかけようとしたのですが・・・


「嘘・・・繋がらない」


念話自体が繋がらないのです。

それはつまり、カオリ様が意識を失っているということ。

眠っているのとは理由(わけ)が違います。


契約者は、本来睡眠が必要ないので

眠っていたとしても、本人がそう思い込んでいるだけで

意識は常に覚醒状態にあるのです。


契約者が本当の意味で意識を失うのは

死ぬ時のみ。


「そんなはずない、カオリ様が死…いや、絶対違う!神様は…あぁ、ダメ。遮断されてるんだ。えっと、えっと・・・」


パニックになりながらも、必死に打開策を模索します。

そして、ようやく思い出しました。


「タツ様!タツ様ぁ!!」

『!!リーフか!?どうした、作戦はうまくいったのか!?』


どうにかこうにか状況を説明すると

すぐにお城に連れてくるようにと指示をもらいました。

全力でお城を目指して急降下します!

・・・不覚にも、カオリ様を落としそうになったのは

誰にも内緒です。


反省し、旋回しながらゆっくりと

でもなるべく急いで高度を落として

騎士団の訓練場に着陸しました。


その場に待ち構えていた皆さんによって

カオリ様は医務室へと運ばれて行きました。

驚いたことに、その部屋には神官のランドル様も

いたのですが・・・


「まさか…ランドル様も…?」


ベッドで眠っているランドル様の青白いお顔が

今のカオリ様と同じように見えて、私は愕然としました。


「とりあえずランドルは一命を取り留めた。しかし、血を流しすぎているようで、危険な状態に変わりはない」


タツ様の話を聞いて、少し安心しました。

ランドル様は生きている。

ならば、きっとカオリ様も・・・


「おい!カオリさんの心臓動いてないぞ!」

「そんなっ!・・・クソッ!体も冷たくなってる!とにかく治癒魔法を!」


絶望的な言葉が飛び交う中

しばらく黙り込んでいたタツ様が声を上げました。


「案ずるな!カオリは生きている。ヴェールとヴィータはまだ戦っている!」


その言葉を聞いて、全員がハッとしました。

契約者が死ねば、神様がこの世界から消えるのは

この世界の人間なら誰しもが知る事実。


神様が戦えているということは

カオリ様も当然生きているということ!


「え…じゃあ、今のこの状態は…?」

「分からんが、仮死状態…というやつではないか?」


本当ですか!?

なんかちょっと適当じゃありません!?

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は27日、木曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ