ゴジラとミスター
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
私の拳がクリーンヒットしたおかげで
スペルディアの体は吹っ飛んで
石の壁に叩きつけられた。
「ぐはっっ!」
奴の口から血しぶきが飛び散り、前のめりに倒れた。
・・・ん?血が出た?
ってことは、攻撃は効いてるってことだよね?
それが分かれば話は早い。
後は一気に畳み掛けるのみ!
そう判断した私達は、再度総攻撃を仕掛けるが
奴は方針を変えたらしく、攻撃を受けていなすような
防ぎ方はせずに、全てを避け始めた。
…しかし、やっぱりコイツはとんでもない。
私達3人の攻撃を防ぐのもすごかったけど
それ程深くないとはいえ、手負いの状態でこの猛攻を
全て躱すなんて尋常じゃない。
「…やはり、封魔の陣を敷いておいて正解でしたね。神力も、身体強化魔法もなしにここまでとはっ…!」
「お互い様じゃない?神官が、こんなに肉弾戦に強いなんて、思って、なかったん、ですけどっ!」
「フッ…お褒めに預かり、光栄ですね。私はもちろん、使ってますけどね。魔法」
そんな会話を交わせるほど、場は膠着状態だった。
どうしよう…これじゃ埒が明かない。
DGとルビアス、サミーロも
相変わらず湧き続ける魔獣にかかりっきりだ。
せめて、もう少しスピード、パワー共に上回れれば…
そこまで考えて、塔の中腹あたりでワープゲートトラップを
回避した時のことを思い出した。
トラップの原動力として使われていた
精霊石を壊すためにやったこと。
ルビアスとサミーロのサポートを受けるために
彼らの演奏に耳を傾けたということ。
今の彼らの演奏は、DGをサポートするためのものだから
私達は対象外だと勝手に思っていたけど
もしかしたら、もしかするかも。
試しに少し気を逸らし、演奏に聞き入ってみた。
すると案の定、体に力が漲ってきた!
「何っ!?まさか、今まで手加減を!?・・・クソッ!」
変わらずに攻撃は避けているが
明らかに余裕がなくなった。
私の攻撃も空振ってはいるが、その音も変わっている。
「ブン」じゃない。「ビュン」だ!
避けているはずの攻撃がかすり始めると
スペルディアの顔に、焦りの色が見え始めた。
「おのれ…このままでは…っ」
焦りとも怒りともつかぬ表情で、歯噛みをしながら
私達の攻撃を避けていたが
一度大きく飛び退き、距離を取った。
「仕方ありませんね。こうなったら・・・」
何をするつもりか、私達は身構えた。
すると、先程まで燭台と松明の灯りに頼っていた室内に
急に光が射した。
驚いて上を見上げると、天井が無くなっていた。
「え…どういうこと?」
「フッハハハハハ!なぜ突然天井が無くなったのか気になりますか?教えてあげましょう。こういうことです」
スペルディアが手をかざすと、そこに現れたのは
3mはあろうかという、石でできた巨大な人形だった。
これは…ゴーレムだ!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は10日、月曜日を予定しております。
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