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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第19章
279/319

中継係 -sideタツ-

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


今回はタツ視点のお話です。

カオリ達を塔の入口まで送り届け、中に入るまで見送った。

先程まで、目も開けていられないような

強風が吹き荒れていたのだが

不思議なことに、塔の入口付近になると風が弱まり

入口に到着する頃には風が止んでいた。


これならばローズ達の背に乗れるのではないかと思ったが

先程見た彼女達の姿と大きさを思い出し

それは無理だと自答した。


ドラゴンの姿になり、羽を広げれば

風の影響は間違いなく受けるだろう。

上手くいかないものだ。


塔の入口には、何やら仰々(ぎょうぎょう)しい装飾の付いた扉があった。

質素な石造りの塔とは対照的に

重々しい雰囲気を(かも)し出すその扉からは

鬼である俺ですら、禍々(まがまが)しく感じるほどだった。


そんな扉を開け、中に入ったカオリ達の背中を見送った。

俺達の出番はここまでだ。


「よし、後は皆の無事を祈るのみ。俺達は帰って、各自自分にできることをしよう」

「そうだね。カオリさん達が戻って来た時に、俺達全員揃って出迎えて…」


ーーーーキンッ! バババババババババッ!

ドォーン!!


「な、何だ!?」

「塔の中だ!まさか、早速何かトラップにでも引っかかったんじゃないだろうな!?」


塔の中から大きな音が聞こえ、扉や石畳の隙間から

赤い光が漏れ出ていた。

何事かと慌てて扉を開けようとするも

先程いとも簡単に開いたその扉はびくともしなかった。


クソッ!もどかしい!一体どうすれば…っ!

などと、モタモタ悩んでいると

カオリの声が聞こえていた。


『タツ、タツ?聞こえる?頼む〜!返事して〜!』

「!!カオリ!?無事なのか!?今のは何だ?全員生きてるか!?」

『あぁ〜!良かった〜!!うん、こっちは全員大丈夫。実はね・・・』


カオリ曰く、中に入った途端「封魔の陣」なるものが発動し

魔法、及び魔力の使用ができなくたったということだった。


だが鬼の力は魔力でも神力でもなく「妖力」だ。

先のシンシアの件といい今回といい

異界の地で自分の力がこのように役立つとは

思いもしなかった。


『とにかく、今後はタツを通してじゃないと外の皆には連絡が取れないから、かなり重要な役割を担ってもらうことになるの。お願いね』

「あぁ、任せておけ」


その後、ダレル達に塔内部で起こったことを伝え

俺が連絡の中継をすることになったと報告した。


「マジか・・・。俺、ホント行かなくて良かったわ」

「そうだな。お前の場合、魔法が使えないとなると、できることはほぼ無いからな」

「ゔっ…。クソッ…反論できねぇ」


現状、ここにいてもできることは何も無いということで

俺達は大人しく帰ることにした。


アーサーがここにマーキングをしたようだ。

これで、ここまでなら転移魔法ですぐに来れる。

便利なものだ。


俺はダレル達と共に城へ戻り、()()にも連絡を入れた。


「そんなわけで、準備の際は俺から声をかけることになると思う。頼んだぞ」

『分かりましたぁ。もう、私にできることは待つだけですので、いつでも行けるようにしておきますねぇ』

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は3日、月曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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