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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第18章
272/319

大規模魔法陣

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

明けましておめでとうございます!

新年1発目の更新でございます!

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

これで塔周辺の情報は粗方出揃った。

私はヴェールとヴィータに目配せをして話を始めた。


「実は、今までずっと確認中だったんだけど、ようやく確信を得たことがあって…」


あの時、ダレルの執務室で見つけた地図。

鬼が出現したポイントに印が付けてあり

それを眺めていると、あることに気がついた。


「もちろん、印の場所はあくまで第一発見現場であって、召喚された場所とは違うってことは分かってるけど、その周辺で召喚されたと考えてあの地図を見てみると、ある模様が浮かび上がるんだ」


ここまで説明すると、ヴェールが執務室に貼ってあった

地図の写しを取り出した。

その地図には、鬼の出現ポイントについた印の他に

その印、及びその印の周辺を繋いだ線が描かれていた。


「こ、これは!?」

「嘘だろ!?こんなことって・・・」


彼等が驚くのも無理はない。

その地図に浮かび上がっていたのは

首都を丸ごと覆うほどの、巨大な魔法陣。

間違いなく、首都を壊滅させることができるであろう

大規模魔法を発動させるための強力なものだった。


「なんということだ!これではどう対処すればいいか…」

「すみません。本当ならもっと早くにお知らせすべきだとは思ったんですが…」


可能性の段階で避難を誘導して

もし私の思い違いだった場合

ただでさえ混乱気味の避難民に

さらなる追い打ちをかけることになる。

不安と仕事を増やすのは申し訳ないが

魔法陣であることが確定してから知らせる

という判断をしたのだった。


これからまた首都の住民達を避難させなくてはならない。

なるべく急いでもらい、私達が塔に登っている間に

避難が完了することを願おう。


「しかし…なぜわざわざ首都を壊滅させる必要が?」


この世界の神になるつもりのヤツならば

首都の1つや2つ破壊したところで

後で自分の思い通りに創り直すことは造作もない。

それよりも、ヤツにとって重要なのが…


「多分、狙いは魔核やろ。これは神官にしか伝わっとらん話やねんけど、魔核はな、神殿の地下室にある『聖杯』の中に封印してあんねん。地下室ゆうたかて、ただの地下室とちゃうで。神官しか入ることのでけへん扉の向こう側や。丸ごと壊して持ってくつもりやろな」


ダレルの疑問に答えたのは

それまで黙って話を聞いていたランドルだった。


「だとしても、首都丸ごとだなんて…」

「王城を破壊し、王族を葬る狙いもあるのではないか?我々は城から離れるわけにはいかぬのでな」


民が不安と恐怖にいる中で

自分達だけ安全な所へ行こうなどという考えは

さらさらない。

最後までこの国の王として戦うのが

義務であり責任であり

国民を欺き続けたことに対する贖罪なのだと

揺るぎない覚悟を決めているようだった。


「もちろん、俺達も陛下と共にここに残る。何があろうとお守りするのが俺達の役目だからな」


ダレルの言葉に同意するように、皆力強く頷いた。

そしてその覚悟を受け取り、私は今後の作戦を

皆に打ち明けたのだった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は9日、木曜日を予定しております。


本年も、どうかよろしくお願い致しますm(_ _)m

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