黒魔術
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
誤字報告頂きまして、大変助かっております。
今後とも、何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いしますm(_ _)m
各々が調査を始めてからしばらく。
出揃った結果を持ち寄り、私達は騎士団棟の
会議室に集まっていた。
今日はDGも招集し、従魔もタツも全員集合していた。
王族代表は陛下のみ。
ノービスとアンソニーは、今も諸外国への
応援要請のために奔走していた。
「さて、調査の結果だが、まずは俺達から報告させてもらいます」
「北東の森と塔についてだけど、結論から言うと塔に近付くことさえできませんでした」
「え!?なんで!?」
騎士、魔術師両団長とタツがいながら
塔に近付くことすらできなかったというのは正直驚いた。
苦々しい表情でダレルが理由を語ってくれた。
「森に入ってすぐ、大量の魔獣に遭遇しました。それでも強くはなかったのでどうにか切り抜け先へ進むと、同行していた騎士と魔術師の中で、恐慌状態に陥る者が出始めました」
「どうやらそこから先には、精神攻撃の黒魔術が仕込まれていたみたいでね。しかもそれと同時にアンデッドが多数出現して、とてもじゃないがそれ以上は進めませんでした」
「精神攻撃…そんなのもあるんだ」
「洗脳もそうだけど、他者の意識を乗っ取ったり操ったりする魔術は『黒魔術』に分類されていて、基本的には禁術とされているものばかりだよ」
そうだったのか。
禁術があることは知っていたけど
あまり詳しく聞いたことはなかったな。
「まぁ、禁術だからって、それをあのイカレ野郎がハイそうですかっつって使わねぇってことはねぇだろうなぁ」
「そうね。アンデッドやキメラなんてものを平然と生み出してる時点で、禁を犯す気しかないものね」
ヴェールとヴィータの呆れに同意するように皆頷いた。
しかし、精神攻撃とは厄介な。
私が行っても影響されるのだろうか?
「あれはカオリにも効くぞ」
「え?そうなの?」
「えぇ、あなた前にしっかりと影響を受けてたじゃない」
「嘘っ!?いつ?」
「「「「あぁー…」」」」
自分でも気付いていなかった新事実に驚愕していると
なぜかDGが納得の声を上げていた。
「あん時ですよ、カオリ様」
「私達が初めてお会いした時ですわ」
「確かあの時はぁ、とーーっても大きな岩を一撃で消滅させてらっしゃいましたぁ」
「僕達の鳴き声には精神攻撃作用があるから、あの時カオリ様がイライラしたのは僕達のせいなんですよ」
「大岩を一撃で消滅とか、俺達は初耳なんだが…雷の雨以外にもやらかしてたんだな」
…なにそれ。私も初耳なんですけど。
ってか、やらかしって言うな。
まさか、ここへ来てまだ「言ってなかったシリーズ」が
あるなんて思ってもみなかった。
「そ、そうなんだ…知らなかった。えー…じゃぁ君らの鳴き声で森の黒魔術を相殺できたりしないの?」
「なる…ほど?考えたことも無かったけど、試す価値はあるかもしれないね」
私の思い付きを苦笑いで拾ってくれるアーサー。
いいよ、無理しなくて。
「そうですわね。恐らくできますわ」
「マジで!?」
まさかの返答に色めき立つ。
次回の調査団に、DGが同行することに決まった。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
僕っ娘設定にしたミモザが
一人称を使ったのは初めてだったはず…。
ちょっと、感慨深いw
次回更新は12日、木曜日を予定しております。
よろしくお願い致しますm(_ _)m




