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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第18章
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まさかの全員

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

「自分の意志で消えたって…一体なぜ、どこに?」

「場所はもちろんあの森、もしくは塔ね。あの塔こそスペルディアの居城」

(そそのか)されたか脅されたかは知らんけど、アイツらは自分の足でスペルディアの下へ行ったんちゃうか?」

「だろうな」


その言葉を聞いて、より一層ざわつく場内。


「静粛に!神々よ、そして神官殿。この際、ご存知のことは全て話してはくれまいか?」

「もちろん。最初からそのつもりよ」

「お前らにやってもらわなきゃならねぇこともあるからな」

「ほな、まず俺からいこか」


そうして3人の口から語られたこれまでのこと。

まずは魔核の存在を明かし、その後スペルディアによる

魔術師と神官見習いの連続殺人からの契約者の不正召喚

鬼を召喚していたのもスペルディアであったこと

そしてキメラやアンデッドの生成

その流れでマイケルもキメラであることも明かし

奴の最大の目的は、魔核を乗っ取り

この世界を手中に収めることだ。という説明した。


会場は度々ざわつきを見せるも情報を聞き逃すまいとして

すぐに静寂が戻る。

スペルディアの悪行を話し終え、最後にこう付け加えた。


「しかし、いくらスペルディアが有能で、キメラのような手先がいたとしても、これだけのことを1人で全て実行できるとは思えない。間違いなく協力者がいたのでしょう」


そこで、会場の大半のひとはピンときたようだ。

神殿派の貴族達が、こぞってスペルディアに

手を貸していたという事実に。


「俺は神官やけど、今まで一度も神殿派の意見に賛同したことはないねん。神さんの言う通り、人間のことは人間がなんとかせなあかん。神官になった時から、一貫してその意見を曲げへんかった俺は、アイツらにとっては目の上のたんこぶやったんやろ…。せやけどまさか、1人残らず全員とは思てへんかったわ」


ランドルが少し寂しそうに話を締めくくった。

長丁場になるので、ここで一旦休憩を挟み

その後はいよいよあの塔についての説明と

その対策を話し合うことになった。


「まず、あの塔はさっきも言ったがスペルディアの居城だ。そしてあの塔に限らず、北東の森全域が奴の魔力に覆われている。力のねぇやつぁ近付くだけでもおかしくなっちまうだろう」

「だから、まずはあの森に近付くことなく避難をしてちょうだい。できれば国外に。それが難しいようであれば、国内であの森から一番遠い所。南の都市か、宿場町に行ってちょうだい」

「他国に受け入れてもらえるよう応援を要請しよう」

「直ちに書状を送ります」


ヴェールとヴィータの説明に陛下と宰相が反応を見せる。


「それからあの塔についての調査だが、悠長にやってる時間はねぇ」

「あれだけ目立つ居を構えて、奴の仲間が姿を消したということは、奴らにとって準備が整ったと公言しているも同然よ」


急展開すぎる話ではあるが、時間がないというのは

私にも分かった。

それと、あの塔を一目見て分かったことがもう1つ。


「あの塔は、私達をおびき出すためだけに作られた塔だよね」

「えぇ、そうよ」

()()()()()()()行くのは自殺行為だ」


私達の言葉の真意が分からず

またしても会場はざわつくのであった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は21日、木曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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