パンに具を挟んだ男
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
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新章突入です!
気付けばもう18章。決戦の時は近い…はず!(;・∀・)
は?え?なんて?
慌てた様子の騎士が執務室に飛び込んでくるなり
よく分からないことを捲し立てた。
「・・・ちょっと、何を言っているか分からないんだが…」
ほら見なさい。
ダレルが思わず東北の芸人さんみたいな返しを
しちゃったでしょうが。
私もよく分からないから、ちゃんと説明して欲しい。
「いや…ですから、塔が現れたのです!突然!と、とにかく、一度外へ出てご覧になって下さい!」
テンパリ騎士さんに促され、私達は外へ出た。
そして北東の森の方角へ目を向けてみると
そこにはこの距離からでもはっきりと視認できる程の
巨大な塔がそびえ立っていた。
「な、なんだアレは!?」
「唐突の塔に凸!」
「凸るんじゃねぇ」
あまりに突然の出来事に、なぜだが知らないが
自分でもよく分からないダジャレが飛び出た。
辺りは騒然としていたため、皆気付いてないが
ヴィータだけには冷静に突っ込まれた。
今日の私達は、私とヴィータ、タツが騎士団。
3兄弟とヴェールが魔術師団というシフトだった。
そのため、少し遅れて3兄弟とヴェールが合流した。
「カオリ様!何スかあれ!?」
「え・・・と、塔…だね」
アレが何かなんて私が聞きたい。
見た感じで分かるのは、決して良いものではない
友好的なものではないということくらいだ。
「ついに出てきたのね」
「あぁ、もう逃げも隠れもしねぇってこったろうよ」
ヴェールとヴィータにはアレが何なのか分かっているらしく
険しい表情で、突然現れた異物とも呼べる
その塔を睨みつけていた。
「ダレル、アーサー、全員集めろ」
「アレが何なのか説明するわ」
ヴェールとヴィータは、あの塔について説明するべく
各代表とその他の話をしておかなければならない者達を
招集するように言った。
今回の事はあまりに大事なため、国民だけに限らず
下手をすれば隣国からでも確認できてしまうだろう。
なので、今回の招集はこの国のトップだけでなく
議員や新聞記者なども呼び寄せ
いつも議会を執り行う大会議室で行われることになった。
緊急の招集なので、始まるまでにどうしても時間がかかる。
先に揃った主要メンバーが控室で待機していると
侍従長が問題が起きたことを知らせに来た。
「何!?神殿派がおらぬだと!?ただの1人もか?」
「はい、まるでこの事態が起こることを想定していたかのように、神殿派の者は誰1人としておりませんでした」
神殿派の議員のみならず、名を連ねる貴族と
その家族までもが1人残らず姿を消した。
そういえば、ここ最近神殿派の貴族達が鳴りを潜めてしまい
調査があまり進展しないと言っていた。
それはつまり、鳴りを潜めのではなく
行方をくらませたということではないだろうか。
「おそらく、神殿派の人間達はもう戻って来ないわ」
「あー、せやろなぁ。…そんなことやろうと思たわ。なんやねん、結局俺1人やんか。しんどいわぁ」
ぶつくさ言いながら、ランドルが入ってきた。
「そんなことやろうと思たわ」って何?
あんたも何か知ってんのか?
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は14日、木曜日を予定しております。
よろしくお願い致しますm(_ _)m




