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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第17章
257/319

出現

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

陛下の計らいで王城に居を移し

暮らし始めること早1週間。

相変わらず私の「働かざる者食うべからず」の精神は

健在なため、日夜できることを探していたのだが

当然の如く全員から


「神々と契約者様に仕事をさせるなんてとんでもない!」


と断られ、行き着いた先はやはりというか何というか

騎士団と魔術師団の特別講師という名のサンドバッグ

…もとい練習相手だった。


最初は「攻撃魔法がちょっとアレだから…」という理由で

断念していた魔術師団の戦闘訓練にも

少しずつ参加してるうちに「むしろ攻撃魔法以外は完璧」

という見方に変わり、後方支援型として

ガッツリ参戦できるようになったのであった。


元より人間ではなくなっているから仕方のないこと。

と理解していたつもりではあったが

いざこうして受け入れられると、認めてもらえたみたいで

嬉しかった。


そして私達が王城に住み始めると

定期的にランドルが訪ねて来るようになった。

別に何をしに来るわけでもなく、ふらりと現れては

他愛もない世間話や、おばあちゃんとの思い出話をして

帰るのだった。


「きっと、マイケルがいなくなって寂しいのだろう」


とはダレルの言。

マイケルはまだ帰って来ないらしい。

一体どこにいったのやら。

そもそも帰って来るのだろうか?

マイケルがスペルディアの手先である以上

このタイミングで姿を消したのなら

これはもう()()()()の元へ

行ってしまったのではなかろうか。

だが、そんな酷な憶測を今のランドルに話せるはずもなく

日々モヤモヤとしていた。


ランドルも本当は分かっているのかもしれない。

だがそれを受け入れられるかどうかはまた別の話だ。

全て、何かの間違いであって欲しい。

ランドルを見ていると、そう思わざるを得なかった。


そんな日々がしばらく続いた。

ここ最近、驚くほど静かで何も無い。いたって平和である。

捜査の方も特に進展がないらしい。

というのも、最近は神殿派の貴族達が鳴りを潜めている

というのだ。

キメラらしき生物の情報や報告も入って来ない。

ちょっと、八方塞がり感が漂い始めた。


「あれ?ねぇ、ダレル、これ何?」

「ん?あぁ、これは今までに鬼の出現が報告された場所に印を付けたものだ」

「へぇー・・・」


ちょっと暇だったので、ダレルの執務室を見回していると

印がいっぱい付けられたベルマーノの地図があった。


鬼の出現場所かぁ・・・。

こうして見ると、本当に今まで大勢のこの国の人達と

鬼が犠牲になったんだな。

心からのお悔やみを申し上げたのだが

不謹慎にも、あることに気付いてしまう。

・・・点繋ぎパズルとか一筆書きパズルに似ているな。と。


前の世界にいた頃は、よく懸賞目当てに

クロスワードパズルや点繋ぎパズルの雑誌を買っては

せっせと応募していたなぁ。

懐かしい思い出に浸っていると、あることに気付いた。


「・・・ん?これは、もしかして・・・」

「失礼します!緊急事態です!たった今、北東の森にて巨大な塔のようなものが出現しました!」

ここまでお読み頂きありがとうございました。

この話で第17章は終了です。次回から新章に入ります!


次回更新は11日、月曜日を予定しております。

よろしくお願い致しますm(_ _)m

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