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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第16章
235/319

伝説のコピペ

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

「う・・・んん・・・」

「ふぅ、良かった。全員無事に戻れたようだな」

「皆、おかえり」


3人が同時に目を覚ましたところで

タツが安堵の溜息を漏らし、カオリ殿が声をかけてくれた。


「「うぅ・・・シンシアァ〜・・・」」


アーサーとケイトはまだ少しグズグズとしていた。

だがまぁ…この2人はもう大丈夫だろう。

根拠は特にないのだが

なぜかそんな風に思えたから不思議だ。


それよりも、だ。

俺にはどうしても気になることがあった。

あの時、タツは「もう一押し」と言っていた。

だから俺は、アーサーにどんな言葉をかけようか

なんと言って説得しようかとアレコレ考えていたのに

いざ行ってみたら、シンシアは怒ってるし

アーサーは落ち込んでるし、ケイトは泣いてるしで

俺は言葉をかける間もなく事態の収拾に追われ

勝手に話がまとまっていったように思えた。


だから俺があのタイミングで行く必要はあったのかと

問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。


カオリ殿と神々が、グズグズと泣いている

2人のフォローをしている間に問い詰める。


「タツよ、俺は行く必要があったか?」

「何を言う。ダレルが行かなかったら、収拾がつかなかっただろう」

「そうか?別に俺がいなくても平気じゃなかったか?」

「何言ってるんですか!ダレル団長が来てくれなかったら、きっと私あの時取り乱したままで、まともに話なんかできませんでしたよ」


俺達の話が聞こえていたのか、ケイトが口を挟み

アーサーがそれに便乗する。


「そうそう。シンシアの説教も多分まだ続いてただろうし、俺としてはあんま見られたくないシーンだったけど、正直ダレルが来てくれて助かったよ」

「う…む。そうか」

「俺がダレルを行かせたのは、事態を収拾してほしかったからという意味合いが大きくてな。妖力を使い続けるにも限界はある。さすがに4人同時にというのは少々厳しくて、長時間もたせるのは無理があった。『もう一押し』と言ったのは、妖力の持続時間的にという意味だ。紛らわしい言い方をしてすまなかったな」


そういうことだったか。

うん、納得・・・できたようなできないような。

なんとなくモヤモヤしていると

アーサーが申し訳なさそうにタツに謝っていた。


「タツ殿、すまなかった。妖力の話を理解したはずなのに、ついカッとなって冷静さを欠いてしまった。ヴェール様とヴィータ様も申し訳ありませんでした。それから、ありがとうございました。シンシアと話ができて、彼女の想いを知ることができて、本当に良かったです。…顔を見ることさえ叶わなかったけど、確かに存在した子どものためにも、心を入れ替えて、精一杯生き抜こうと思います」

「役に立てたようで何よりだ」

「おぅ、せいぜい頑張れや」

「転生のタイミングは任せてちょうだい!3人まとめて面倒見ちゃうわよ」

「…え?あ、ひょっとして、私もってことですか?」

「そうよ、一緒がいいでしょ?」

「それは…まぁ…すこし、考えておきます」

「?そう?じゃぁ、決まったら教えてね」

「はい…お気遣い、ありがとうございます」


ケイトの歯切れの悪い返事が少し気になった。

何か、不都合があるのだろうか?

ここまでお読み頂きありがとうございました。


今回でダレル視点は終了です。

次回から新章に入り、再びカオリ視点に戻ります。


次回更新は26日、月曜日を予定しております。

よろしくお願い致しますm(_ _)m

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