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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第16章
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信じられない告白 -sideアーサー-

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


本日もアーサー視点のお話です。

今の俺にはもうどうすることもできない。

失ってしまったものはもう二度と戻らない。

しかしそれは、あまりに大きすぎるものだった。


「俺は…これからどうすればいいんだ…どうやって生きていけばいい?」

「アーサー、よく聞いて。私はこれから神の力によって魂を回収されるわ。それから転生することになるんだけど、そのタイミングをあなたに合わせてもらう。これから先、いつかあなたが死んで転生をする時に、私も一緒に生まれ変わって、来世で再会できるように頼んであるの。だから…少しの間お別れよ」

「ちょ、ちょっと待ってくれ。もう行っちゃうのか?嫌だ…嫌だよ!シンシアがいない世界でなんて、俺これ以上生きていたくないよ!」


せっかく再会できたのに、このまま行かせてなるものか。

俺は必死に引き止めた。

次に俺が生まれ変わる時だなんて

いつになるか分かったものではない。


だったら、このまま、シンシアと一緒に…!


「だめよ」

「え…なんで?」

「当たり前でしょう!?今の世界には、他の誰でもない、アーサーを必要としている人達がたくさんいるのよ。そんな人達を放って、自分だけが楽になることしか考えないなんて、そんなの…私が知ってるアーサーじゃない。私が愛した人じゃない!生まれてくるはずだったこの子のためにも、誇れる生き方を全うしてちょうだい」

「う…それは…でも、それは、今までシンシアがいたから頑張ってこれたんだ。君が笑顔で出迎えて、また送り出してくれたから、その顔を見たくて頑張ろうって思えてたんだよ」

「変わらないわよ」

「え?」

「確かに、私の肉体はもう無くなってしまったけど、これからもずっと、あなたを見守ってるわ。それに、あなたが大切に思っている人は、私以外にもいるでしょ?その逆に、あなたのことを大切に思っている人もたくさんいるわよね?」

「シンシア!」

「!?」


突然聞こえた第三者の声。

目の前に現れた声の主は、シンシアと抱擁を交わした。


「ケイト!久しぶりね!会いたかったわぁ」

「シンシアァ〜!私もぉ〜!会いたがっだよ”ぉ〜!!」


・・・俺の知ってるケイトじゃない。

俺の知ってるケイトは、もっとキリッとしていて

いつも冷静で、あんなに甘えたり感情を出すことはない。


俺が呆気に取られていると、我に返ったケイトが

姿勢を正して咳払いをしたかと思うと、俺に向き直った。


「団長!お願いします!戻ってきて下さい!我が魔術師団は、団長無しでは存続すらままならないものとなります!」

「いや、それは言い過ぎなn」

「ケイト?そうじゃないでしょ?」

「う・・・」


ケイトの言葉に返答しようとする俺の言葉を

シンシアが遮った。

バツが悪そうに言葉を詰まらせたケイトの背中を

シンシアがバシッと叩いた。


「ほら、そんなこと言うために来たんじゃないでしょ。ちゃんと向き合うって言ってたじゃない」

「う、うぅ…。だ、団長、いえ、アーサー様!私、あなたが好きです!」

「ふぇ!?」

「ずっと、ずっと好きでした!だから、お願いです!行がないでぐだざい!」


目に涙をいっぱい溜めて、顔を真っ赤にしたケイトからされた

突然の告白だった。


ナニコレ?何が起こってるの?

何でシンシアはそんなに満足そうに頷きながら

ケイトの頭をなでているの?


目まぐるしい急展開についていけずに

ただ、立ち尽くすことしかできずにいた。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は12日、月曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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