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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第3章
23/319

いざ、人里デビュー!

本日2話更新。こちらは1話目です。

異世界に転生して初めてこの世界の人間と行動を共にする事になった私は、いろんな意味でドキドキしていた。

彼等は4人組の冒険者で「雷鳴」という名のパーティーだそうだ。

メンバーは、最年長でリーダーのジン。盾役と戦士を兼任する重装戦士。

格闘家のジャイルは素手はもちろん、軽量の武器ならあらゆるものを使いこなす接近戦闘のエキスパートだ。

魔術師兼弓使いの女性がファイ。攻撃魔法と遠距離攻撃の専門家。故に索敵能力もピカイチで、私に質問をしてくれたのも彼女だ。

そして最後に治癒師のニーナ。回復はもちろん、補助魔法も得意なんだそうだ。


「すごい!治癒師って数が少ないんだよね?冒険者のパーティーに治癒師がいるって、なかなかのアドバンテージなのでは?」


彼等が自己紹介をしてくれた後、あの2人から聞いた情報を元にちょっと食いついてみた。話が広がればいいなぁ。と思って。

すると少し照れたようにニーナが言った。


「たまたまだったんです。私もまさか、自分に適性があるとは思ってなくて…。本当はあのまま故郷に残って治癒師としてやっていくのも良かったんですけど、彼等が冒険者として旅に出るっていうからどうしても力になりたくて私も一緒に」

「僕達は同じ街で生まれ育った幼馴染なんだ」


癒やし系美少女のニーナがはにかんで答えてくれると続けて人懐っこい笑顔を見せてジャイルが教えてくれた。

うむ。かわゆい。

ヴィータとヴェールという美男美女コンビに目が慣れてしまっているせいで、この2人のような天使&仔犬系の美少女美少年はとても新鮮である。

うむ。眼福。

そっかそっかぁ。とほっこりしていると、呆れたようにファイが聞いてきた。


「それにしても、それだけの量の魔石が集まるって、アンタどんだけ彷徨ってたのよ?」

「あー・・・えっと、1ヶ月位?」

「1か月!?アンタよく生きてたわね!その間、私達以外の人に会わなかったの?」

「・・・・・」


そういえば会わなかった。正確には会えなかった。

魔力感知を使えるようになり、魔獣と人間の違いが分かるようになったものの、何故かあの2人は人の気配ではなく魔獣の方に私を誘導したがった。

「アレは野盗だ」とか「お前にはまだ早い」とか「もう少し経験を積んでからの方がいい」などと言って、私を人の気配に近付けさせてくれなかった。

・・・今思えば、あれは魔石を集めさせるための誘導だったのでは?

極めつけは通行料がかかるから一旦引っ込むときた。

がめつ過ぎんか!?神のくせに!お前らに金は必要ないだろうが!

私があの2人思惑に気付き、そっと拳を握り締めている間に目的地に近付いたらしい。

それまで黙って先頭を歩いていたジンが口を開いた。


「見えてきたぞ。あれがウィムニス王国、アグニアの街に入るための入国管理場だ」


見ると少し先で森は終わり道が開けていて、左右に伸びる歩道にも人の往来があり、皆入国するために列を作っていた。

例に習いその列に並び、通行料を払ってもらい無事入国。

雷鳴の4人は身分証があるから1人200ゴールドでよかったけど、私だけは3000ゴールドかかった。

・・・あの2人、引っ込んどいてくれてホントによかった。

一時的とはいえ、9000ゴールドなんてとてもじゃないけどお願いできる額じゃない。しかも、出会ったばかりの怪しい奴のために。

ってか、この世界の通貨ってゴールドって単位なのね。これは「言ってなかった」シリーズ発動確定やね。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

通貨は1ゴールド=10円と思ってくだされば。

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