絶句
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
『とにかく一度、アーサーと話をしてみないことにはどうにもならん。説明なら俺から直接する方が良いだろう』
「そうだな…。何にせよ、このままにしておくわけにもいかないからな。俺も同席させてもらいたいが、構わないか?」
『もちろんだ。むしろ、こちらからお願いしたい。それから、ケイトといったか?副団長の。彼女にも同席を頼みたいんだ』
「ケイトも?ふむ、分かった。2人に話を聞いてもらえるよう調整する」
『あぁ、頼んだぞ。連絡を待っている』
さて、と。どうしたものか。
アーサー、ケイトの両人と話をすること自体は簡単だが
問題はその内容だ。
デリケートな話だけに、どう切り出したら良いものか…。
悩んだ末に、まずはケイトに相談してみようと思った。
タツが彼女に同席を求めた理由は分からなかったが
いきなり荒唐無稽な話を聞かされるより
少しでも免疫をつけておいてもらった方がいいだろう。
その日の夜、改良型通信球をケイトが所持していることを
祈りつつ、通信球に魔力を込めた。
『はい、ケイトです』
「あぁ、良かった。俺だ、ダレルだ。こんな夜分にすまんな」
『ダレル団長?私に連絡をしてくるなんて珍しいですね。どうしたんです?』
「いや…実は、ちょっと話したいことがあってな」
『話したいこと?私にですか?』
「あぁ、事の詳細はまた後日改めて話すことにはなるんだが、何分にわかには信じられない話になるのでな。ケイトには先に話して、耐性というか免疫をつけておいてほしいんだ」
『な、なんだか不穏ですね。どんな話なんです?』
「どこから話したらいいものか…少し、長くなるんだが・・・」
そこから俺は、鬼の妖力という力について
タツに見えているアーサーとシンシアの状態
このままではシンシアの魂が転生できないため
アーサーに話をしなくてはいけない
それからシンシアの魂を解放するために行うこと
そしてそれに伴う危険性・・・
という説明を、自分で理解している範囲で伝えた。
『・・・・・・・・・』
「ケイト?大丈夫か?」
『あ…はい。すみません、大丈夫です。あの…その話をなぜ私に?』
「それなんだが…タツがケイトを同席させてほしいと希望していてな」
『タツさんが?…まさか…あの、鬼の妖力って、他者の魂と意識にも干渉できるんですよね?』
「あぁ、そう言っていた。どうした?」
『…いえ、何でもありません。分かりました。タツさんとアーサー団長の会談の席に、私も参加すれば良いんですね?』
「そうだ。頼めるか?」
『もちろんです。お任せ下さい。ただ…できればでいいんですが、その前にタツさんと2人だけで話をさせてもらいたいのですが、お願いできますか?1つ、確認したいことがありまして…』
「?あぁ、分かった。ケイトと2人で話ができるように、タツに相談しておく。それから、日程を決める際の参考にしたいから、魔術師団の予定を教えてもらえるか?」
『はい、分かりました』
その後、魔術師団の予定を聞いて通信を終えた。
ケイトがタツに確認したい事とは何だろうか?
気にはなるが、あまり深く詮索するのは無粋かとも思い
気にしないことにした。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は18日、木曜日を予定しております。
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