白だとは思うけど
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
ダレルからの返答に思わず頭を抱えてしまった。
ランドル本人ならまだしも
ランドルの両親から聞いたとなると
その話の信憑性は増してくる。
可能性はゼロではないだろうが
さすがにランドルの両親までもがグルだというのは
考えにくい。
それに、ランドルが嘘を吐くような人間には
どうしても思えなかった。
…まぁ、その辺は完全に私の勘なのだが。
そもそも嘘を吐いたり、詐欺を働くような人間は
大抵の場合、口が上手くておだて上手
愛想が良くて社交的で、好意的な態度であることが多い。
・・・うん。
考えれば考えるほど、ランドルとはかけ離れた
人物像が出来上がる。
「こうなってくると、最有力容疑者が神殿組ということになってくるな」
「そうだね…。どうする?作戦を変更する?」
「うーん…こうなった以上、陛下と父、兄の3名は除外してもいいように思えるのだが、どうだろう?」
「まだ謎が残ってはいるけど、少なくとも王族3名は可能性が薄いんじゃないかとは思う。だからまぁ、1つの案として聞いてもらいたいんだけど・・・」
最初は容疑者全員に、ぞれぞれ違う場所を教え
防犯のため、相手が誰であろうと口外無用と
口止めをするだけの予定であった。
それを、少し変更しようと。
まず当初の予定通り、容疑者達にはそれぞれ
別の場所を教えておく。
そして口止めをするのではなく
防犯のために囮を使うと伝え
他者から場所を尋ねられた場合同じ場所を答えてもらう。
例えば、国王→北東、ノービス→北西、アンソニー→南西
と教えておきながら、誰かに尋ねられたら「南東」
と言ってもらうという具合にだ。
国王、ノービス、アンソニーの3名に対して
多少警戒を緩めるという意味でも
作戦の一部をバラすことにはなるが
3名にはあくまで「神殿組が怪しい」ということだけを
伝えておき、自分達が疑われているということを
悟らせないようにする。
何重にもなってしまうが、慎重に、確実に
犯人を炙り出すためだ。
ヴェールとヴィータの考えでは
再襲撃はほぼ間違いなくあるだろうとのこと。
今までは、様々なタイプのアンデッドを差し向け
こちらの力量や戦闘パターンを探るようなことをしていた。
なのでもうそろそろアンデッドではない刺客を送り込み
捕獲や洗脳を試みてくるのではないかと予想していた。
刺客は歓迎できないが
アンデッドじゃなくなるのであれば少しホッとする。
これ以上、タツに負担もかけたくない。
今までの度重なるアンデッドの襲撃により
今や家の前には、木漏れ日で気持ちよくお昼寝できそうな
くらいの数の木が生えてきていた。
「そうだな。陛下と父、兄への対応はそれでいいと思うが…」
「うん、問題は神殿組だよね」
特に、ランドルが関与しているかどうかは
どうにも確証がない。
私の勘だけで「白」と言うには、あまりに根拠が薄すぎる。
「いいんじゃねぇか?とりあえず、神殿は一括にしちまって」
「と、言うと?」
「私達で彼等を監視しておくわ」
ヴェールとヴィータの考えとしては
ランドルとマイケルには同じ場所を教えておき
その上で、神様2人がかりで監視するというものだった。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は4日、木曜日を予定しております。
よろしくお願い致しますm(_ _)m




