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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第15章
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感覚派御一行

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

「お疲れ様でした。ご協力頂き、本当にありがとうございました。後日、また改めて職人達にもお礼に伺わせて下さい」

『いやぁ、なに。こちらとしても、タツ殿と神々が来てくださったことで、大いに活気付きました。大変、良い経験ができましたぞ。皆様に、くれぐれもよろしくお伝えくだされ」

「えぇ、分かりました。では、失礼します。・・・・・だ、そうだ」

「うん。しかと、よろしくされた」


全ての馬車を設置し終えて、その場所を記した地図を

ダレルに渡しに来ていた。


遮音の結界を張った執務室にて

作戦の第一段階の完了と、協力への感謝を伝えるために

ルイ男爵に連絡を入れたのだった。


「お前達もご苦労だったな。協力に感謝するよ。魔法教室とやらは、上手くいったのか?」


一緒に城へ戻ってきたファイとニーナへ

労いの言葉と共に、魔法教室の成果を問うその顔は

なぜだかちょっと、苦笑い気味だ。


「えぇ、まぁ。結果的には全員、問題無しと言えるレベルまで習得しましたね」

「一部、想像以上でしたけどね…」

「?そうか。無事に成功したようで何よりだ。ドラゴン達はともかく、狼兄弟は苦戦するんじゃないかと思っていたんだ」


なぜかと問えば…

3兄弟は魔術師団の戦闘訓練に参加しなかったし

ゾンビを捕縛した時のヨル不器用さを見ていたから

魔法は向いていないのではないかと思っていたそうだ。


「あー…まぁ確かに、転移魔法って結構細かい魔力操作が必要になってくるからね。ぶっちゃけ、ヨル、ローズ、ミモザは通常通りの教え方ではダメだったねぇ」

「ドラゴン達もか?」

「ルリカとリーフはちゃんとできたんだけどね」


今回のことで分かったのは、ローズとミモザもヨルと同様に

感覚派であるということ。

理屈でアレコレ説明されるよりも

「ギュッと掴んで、グッと溜めて、バーンと出す!」

みたいな説明のほうが理解しやすかったらしい。


「なるほど…そういえば、カオリ殿にもそんな節はあったな」

「まぁ…ね。だから、結局7人中3人は私が教えたことになるかな」

「そうね。最後の方、私とニーナは見てるだけだったわね」

「ルイ男爵からの連絡待ちでした」


2人とも苦笑いだったが

他者に魔法を教えるという経験は初めてだったようで

逆に良い勉強になったとお礼を言われてしまった。


後日、こちらからも礼をすることを約束し

ファイとニーナは退室していった。


「…で、先程言っていた『気になること』というのは?」

「あぁ、それなんだけどね・・・」


ここへ来る前に連絡を入れた時

ダレルには「気になることがある」と話をしておいた。

無論、マイケルのことだ。


ヴェールとヴィータが思い出した

前の契約者の従魔が、猫ではなかったこと。

公表前に私が襲撃されたことを知っていたこと。

そして、ランドルと共犯である可能性。


全ての話を聞き終えた後、ダレルは難しい顔をしていた。


「うーん…現段階で2人とも容疑者に名を連ねているのだから、その可能性も否定はできないが…以前話したと思うが、俺達兄弟とランドルは幼馴染みなんだ。俺の記憶の中では、俺達が幼少の頃からマイケルはいたし、ランドルの両親からも、マイケルはランドルの祖母、つまり先代契約者の従魔だということを聞かされていたんだ」


・・・・・・マジで?

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は1日、月曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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