おかえり
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
ウィムニス組の帰還連絡を受け
西の森に戻って来た私達は、机の上に地図を広げ
今後について相談していた。
「次はどこにしようか?」
「東側に2ヶ所、北側に2ヶ所、西側に1ヶ所っていう配分よね?」
「そう。今いるのが西の森の北寄りの所、ミロットと王都を結ぶ街道沿いだね。設置済みの2ヶ所が東の森で、南部寄りの所と東部の北側。スタート地点が南東だったから、このまま反時計回りに進めて、次は北側にしようか」
「そうですね。マーキングした場所を考えると、その流れが自然だと思います」
馬車の設置が住んだ場所に、印を付けていく。
この地図に設置場所の印を全部付けたら
ダレルに預けることになっている。
そしてダレルはこの地図を参考に
容疑者達へ、それぞれ違う場所を教える。
それからしばらく様子を見て、再襲撃があれば
その場所を教えた者への容疑が固まる。
仮に襲撃がなかったとしても
これだけ場所を分散させていれば
いざという時の目くらましにはなるはずだ。
その後、しばらくして3ヶ所目の馬車が完成したと
ルイ男爵から連絡が入った頃
ウィムニスから3人が帰って来た。
国賓として出向いていたので、帰りも一度王城へ行き
国王へ諸々の報告をするとのことだったので
私は、城へ3人を迎えに行った。
「お疲れ様。まずはゆっくり休んで、後で土産話聞かせてね」
「あぁ、そうさせてもらおう」
「俺達からも、後で話しておきたいことがある」
「?そうなの?珍しいね」
「えぇ、ちょっと気になることが出てきたのよ」
「そっか、分かった。じゃぁ落ち着いたら聞かせてもらうね」
とりあえず長旅帰りの3人を休ませ
3ヶ所目の設置を済ませることにした。
3ヶ所目は北の森の東側。
例の如く、王都から北の都市に向かい
そこから東側の森へ行く。
この頃になると、3兄弟もDGも転移魔法は
失敗することがなくなり、生徒を交代することになった。
3兄弟とルリカ、リーフが帰り
ローズとミモザがやってきた。
次に向かうは北の都市。
国境を守る唯一の砦、要塞都市バスドム。
この街だけは他とは違い
都市全体が高くて分厚い壁に囲まれていた。
まるで巨人の襲撃にでも備えているかのような作りだった。
この作りにも理由がある。
この国の南は海、三方が森という地形ではあるが
その森の向こう側、国境に隣接する部分は
西が渓谷、東が山脈という、天然の要塞になっている。
その一方で、北はというと、何も無い。
森を抜ければ平原が続き、そのまま隣国に繋がっている。
そのため、北の都市だけは
他の都市と比べて、強固な作りになっているのだそうだ。
そんな背景もあってか、とにかくこの街は屈強な者が多い。
冒険者や駐在している騎士はもちろん
心なしか、一般市民までやたらと逞しい者が多かった。
「ルリカはいなくて正解だったねぇ。アイツ、こういう暑苦しい感じが苦手なんだよ。多分、気分悪くしてたと思うよ」
ローズの的を射た感想に
思わず苦笑いをしてしまうのであった。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は20日、木曜日を予定しております。
よろしくお願い致しますm(_ _)m




