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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第14章
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補佐の必要性

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

「馬車の運搬って、カオリ様がやるんじゃダメだったんスか?」


城下へ買い出しに行った4人を見送った後

思い出したようにヨルが尋ねた。

もちろん、その方が手っ取り早いのは事実だし

運搬の全てをニーナに任せるつもりはなかった。


「一応、私は『お目付け役』ってことで残ってるけど、他にも役目はあってね。『護衛』と『カムフラージュ』と『救出』護衛ってのはそのまま。万が一またアンデッドの襲撃があったら、アンタ達だけじゃ対処しきれないでしょ?」

「あ、確かにそうッスね」

「拘束はできますけどぉ、(わたし)達だけじゃ魂の開放はできませんよねぇ」

「もしファイさんの魔力が監視されているのだとしたら、襲撃がないとは言い切れないですね」

「そうそう。次にカムフラージュは、ニーナが現場から離れることを隠すため」


これはもう考え出したらキリがない話ではあるが

監視対象に私も含まれていた場合

ちょくちょく姿を消すのは不審に思われる。

さっきの1回は「忘れ物を届けに」

とかでギリ誤魔化せるが、そう何度もは無理だろう。


「ファイも言ってたし、自分達でもやってみて分かったと思うけど、転移魔法は結構な魔力を使うんだ。いくら普段魔力を抑えて目立たないようにしてても、転移する時はどうしても魔力を使わざるを得ない。そうなったら、私が国外へ頻繁に転移してるのはすぐバレるでしょ?」


その点ニーナは、ベルマーノ入国後に

初めて私達と関わるということもあり

ノーマークなのではないかと思った。


「実は今回、ニーナがここへ来てくれてることを知ってるのは、アーサー、ケイトと魔術師団の数名。それからダレルとコリンだけなんだ。国の上層部には知らせてないの」


いつも身近にいる仲間が

突然どこかに行ってしまうのは不自然なため

さすがに魔術師団の近しい仲間数人には

ファイの補佐ということで話を通してあるらしいが

その他の者達にはニーナの同行は知らせていない。


忙しい国の上層部が

一団員をそこまで気にかけているとも思えない。


「それでも念には念を入れて、ニーナがウィムニスに転移する時は、私も同時に転移魔法を使って、ニーナの魔力を隠すようにしようと思ってるわけ」


もちろん私自身は国内に転移するのだが、基本的には

・ニーナはウィムニス、私城下or前の馬車の設定場所に転移

     ↓

・ニーナ帰ってくる

     ↓

・幻術と隠ぺいをかける

     ↓

・次の場所へ移動

を繰り返す予定なのだ。

引越し先の下見と触れ回っているし

生身の人間が同行しているので

私が森や城下へ行く分には「場所を吟味していた」

とか、「物資を補給していた」で通る話だ。


「んで、救出は転移に失敗した時のため。私が残る一番大きな理由がこれかな」


事前にファイから聞いた話では

通常、転移魔法の習得を目指す際に

いきなりこんなハードな練習はしないらしい。


マーキングを覚えたら

まずはそれが目視できる範囲の近距離から始め

徐々に距離を伸ばしていき

最終的に未踏の地からでも戻れるようにするのだと。


しかし今回は作戦の一環になってしまったので

例外中の例外だそうだ。


「だから、もしマーキングの魔力を掴みそこねて転移に失敗した場合は、全く別の場所に飛んでしまったり、最悪空中に放り出されることにもなるから、本当に集中してね」


という、恐ろしい説明を受けていたのだった。

私は今や、従魔達の元へも転移できるようになったので

救出は私にしかできない、最重要ミッションなのだ。


「というわけで、ニーナの助けは不可欠なんだよ」

「なるほど・・・」

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は4日、土曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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