もう1人の協力者
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
初めてヴェールとヴィータと離れることになり
不安を感じたが、いつまでも
感傷に浸っているわけにはいかない。
これからまだやらなければいけないことは
山ほどあるのだ。
その第一弾として、私の従魔達による転移魔法の習得。
題して「ファイちゃんの魔法教室」の開講である。
「ちょっと、ダサい名前付けないでよ!」
「ダメだった?辛口だなぁ」
見送りの後コリンと別れ
今後の打ち合わせをしに魔術師団へとやってきていた。
この前お邪魔した執務室の応接スペースにて
ケイト、ファイ、そしてニーナが顔を揃えていた。
アーサーは護衛のため留守である。
「カオリさん!本っ当にご無沙汰してます!またお会いできて嬉しいです!ファイから色々話だけは聞いていたんですが、なかなかお会いできなかったから、もどかしく思ってました」
「うん…ホント、久しぶりだよねぇ。私もまた会えて嬉しいよ」
相変わらずのキラキラ美少女。
眩しさに磨きがかかったようにさえ感じる。
しかし悪気のない「ご無沙汰してます」が心を抉る。
私が魔術師団の戦闘訓練に参加できていたなら
こんなにご無沙汰にはならなかったはずだと思う。
・・・もちろん、これは私の解釈の仕方の問題なのだが。
「今回の作戦に協力してくれるのが、ニーナに決まりました」
「ニーナも転移魔法使えたんだ?」
「はい、練習してできるようになりました。元々治癒魔法が使えてしまったから治癒師になりましたけど、だからといって、他の魔法が使えないわけではありませんからね」
「そりゃそうか」
「ニーナは私達から見ても優秀です。ファイとも旧知の仲ということですし、信頼と実績を踏まえて、彼女が適任と判断しました」
ケイトが太鼓判を押してくれた。
「ニーナにも、今までのことと作戦の内容は伝えてあるわ。家庭教師に関しては私の補佐ってことで、一緒に来てもらうように話を通してあるから」
「うん。それで最終的には、運搬係をやってもらうってことだね?」
私が確認すると、皆一様に頷いた。
では早速、とファイとニーナには必要最低限の荷物を
まとめてもらい、一緒に家に帰った。
「「「おかえりなさいませ」」」
「ただいま、先生を連れてきたよ」
「こんにちは。お邪魔するわね」
「始めまして、ニーナと申します。これからファイの補佐として、皆さんに転移魔法をお教えしますね。よろしくお願いします」
「「「よろしくお願いします!」」」
まずは3兄弟に紹介とご挨拶。
続いてDGを迎えに行く。
とりあえずは、覚えの早いルリカとリーフが先に教わる。
できるようになったら、ローズとミモザに交代する。
もしくは、習得に時間がかかりそうならば
後でルリカとリーフでローズとミモザに教えるとのことだ。
「そうは言っても、まずはマーキングができるようになるまでここからは動けないからね。今日は荷解きしたりでゆっくりしてよ。魔法教室は明日からにしよう」
そして、せっかくだからと客間を2部屋急ごしらえをした。
今までちゃんと見せたことのなかった神の力。
もう隠す必要もないので、堂々と使って増築して見せた。
2人はしばし言葉を失っていた。
「いや、聞いてはいたし、分かっていたつもりだったけど、いざ目の当たりにすると…」
「やっぱり…スゴいね…」
どうやら、それ以外の言葉は見つからなかったようだ。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は20日、土曜日を予定しております。
よろしくお願い致しますm(_ _)m




