作戦会議
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
ここから新章に入ります。
ダレル視点になります。
時系列としては、第12章の「レッツ改良!」
のあとになります。
「方法は無きにしもあらずだ。ただ…時間がかかる」
「え、ホント!?私達にできることある?何でも言って!」
「そうだな、手伝ってもらいたい。少し調整が必要だからコトの詳細が決まったら、また連絡する」
「分かった。待ってるね」
そう締めくくり、カオリ殿との通信を終えた。
新しい魔法なだけに、まだ未知の部分が多いようだ。
「で?団長、どうするんです?」
「そうだな。まずは、情報の整理と開示だ」
「はい。カオリ達が襲撃を受けた。敵に居場所がバレたと判断し、それに伴い引っ越しをする。それから、私がカオリの従魔達に転移魔法を教えることになった。ここまでの情報は公開するべきですよね?」
「あぁ。それから、タツにはウィムニスへ行ってもらう」
「どうしてです?」
「ファイには、これから全面的に協力をしてもらわなければならないからな。全てを話しておこう」
まずは、ルイ男爵の存在を明かした。
その上で、あの日の晩餐会で
どのようなやり取りがあったのかを
聞き及んだ限りで伝えた。
「そんなことが…っていうか、そんな方がいらっしゃったなんて、知りませんでした」
「ルイ男爵は、表向きは小さな領地を営む弱小貴族だからな。知らなくて当然だろう」
「それにしても、鬼を自国へ招待するなんて、豪気な国王ですね。それでこのタイミングでタツさんがウィムニスへ行くことにどんな意味が?」
「タツが行くのはあくまでカムフラージュだ。本当の目的は、タツに同行して頂き、神々がウィムニスへ入ることだ」
俺はファイにこれからやろうとしていることを説明した。
「なるほど…それがうまくいけば、わざわざリスクを犯して家を建てる必要がなくなりますね…しかし、それを実行するとなると…」
「あぁ、どうしても上に許可を得なければならんのだが…どうしたものか」
その上が、しっかりと容疑者リストに
入ってしまっていた。
正直な所、個人の感情で言えば
自分の家族を疑うようなことはしたくない。
しかし国の、ひいてはこの世界の命運を左右するとなれば
私情など挟むわけにはいかない。
「この際、思い切って容疑者を絞ってみますか?」
「ずいぶんと大胆な案だな。しかし、今の段階でそれは少々危険じゃないか?」
「そうですね…では、警戒レベルを要注意と要警戒に分けて考えてはいかがですか?」
「その線引きは?」
「お話を聞いた限りですと・・・」
ファイの考えでは、要警戒に当たるのが
初めからスペルディアの存在を知っていた陛下。
知っていた可能性のある元王族であり現宰相、ノービス。
皆より早い段階でスペルディアの存在を知り
神官として繋がりが疑われるランドル。
そして、今回スペルディアの話を最初に持ってきた
神官補佐のマイケル。
宰相補佐のアンソニーは要注意。
宰相補佐という立場上何か知っているかもしれないが
同じ宰相の息子である俺が何も知らなかったのだから
可能性はゼロではないが、極めて低い。
アーサー、ケイト、コリンに関しては
そもそもこの3人はスペルディアの存在自体
知らなかったのだから、要注意というよりは
気にかける程度で良いのではないか。
ということだった。
「ふむ…やはり、そうなってしまうか」
「団長のご家族を疑うことになってしまうのは、大変心苦しいのですが…」
「いや、仕方のないことだ。貴重な意見をありがとう」
国の存亡がかかっている。
甘ったれたことは言っていられないのだ。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は9日、土曜日を予定しております。
よろしくお願い致しますm(_ _)m




