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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第11章
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記憶消去

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

王子がダレルとの稽古を終え、休憩をしている間に

それとなくヴィータに相談する。


「ねぇ、記憶の中から1つの言葉だけを消すってできる?」

「あぁ…王子の『舎弟』か?」

「うん、そう」

「これからお前と稽古するんだろ?だったら王子の意識が完全にお前に向くようにしておけ。消しといてやるから」


さっすが神様!話が早い。

頼もしいヴィータの言葉を受け、いざ王子との稽古へ。


「ではカオリ殿、お願いします」

「えぇ、どうかお手柔らかに」

「ご冗談を!こちらこそですよ」


最初こそ気軽な談笑をしていたものの

いざ構えると、スッ目つきが変わる。


…あぁ、コレは…

多分ダレルは王子の本性を見抜いているだろう。


そして開始の合図と共に踏み込んで仕掛けてきた。

太刀筋は悪くない。

さすがダレルに日々しごかれているだけのことはある。

引き際の判断力も申し分ない。


気になるのは隙あらば一撃必殺を狙おうとする大胆さ。

当たればいいが外せば大きな隙となり

カウンターを決められてしまう。


しばらく王子に押される形で打ち合いを続けた後

ヴィータをチラリと見やると、念話を繋ぐ。


「よそ見とは、余裕ですねっ!」

「おっと!」


ヴィータに視線を送ったことが気に障ったようだ。

攻めの手を強めてきた。


『ヴィータ、どう?消せた?』

『まだだ。攻め込め。王子に隙を与えるな』

『了解』


そこからは私が攻めに転じた。

王子は歯を食いしばり必死に私の攻撃を捌いている。

間違いなく意識は私の方に

集中させることができてるはずだ。

少しの間攻めの手を緩めずにいると

王子が意地を見せてきた。


「クッ!はぁっ!」

「っわっ!」


思わぬ反撃に面食らい後退る。

視界に入ったヴィータの顔が不機嫌そうに歪んでいる。

舌打ちが聞こえてきそうだ。


『おい、遊んでんじゃねぇぞ!』

『スイマセン・・・』

『・・・もう消せてるんだからいいじゃないの』

『チッ…言うんじゃねぇよ』


何だと!?

ヴェールによって明かされた真実。

くっそ、ヴィータめ。遊んでるのは自分の方だろうが!


コトが済んでいるならさっさと終わらせよう。

王子の剣を躱して一歩踏み込むと

その白い喉元にヒタリと切っ先を突きつけた。


「それまで!」


審判をしてくれていたダレルの声が聞こえると

王子はその場にヘタり込み、随分と息を乱していた。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は13日、土曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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