その言葉が意味するものは
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
今年最後の更新になります。(^ω^)
「・・・と、いうわけでして、僕の優先順位は団長を除き、強い者順なのです」
・・・・・スゲェ喋るじゃん。
後半、ちょっとげんなりしながら聞いてしまった。
王子と一緒に訓練場に来た私を見つけ
王子に対してより先に、私に対して挨拶をしたコリン。
そうじゃないだろ。と。
お前の優先順位はどないなっとんねん!
とツッコむと、思いの外長丁場のコリンヒストリーが
紐解かれる結果となった。
途中から王子も同調し、補足情報を入れ始めたので
余計に長くなった。
ダレル、早く来て。しんどい。
「それから、コイツらも今日から姐さんの舎弟になりますので、よろしくお願いしますね」
「ファー!?何で!?どうして!?」
「彼らは皆、僕が面倒を見て騎士団に入れた、言わば僕の舎弟です。しかし、その僕が姐さんの舎弟になったんですから、彼らも一緒になるのは当然でしょう?」
「「「姐さん!よろしくお願いします!」」」
コリンと共に駆け寄ってきた、騎士達の中でも
厳つめ強面集団が一斉に頭を下げた。
「え、いや、ちょ・・・」
「何の騒ぎだ!?」
「あぁ〜!ダレル〜!待ってたよぉ〜!」
野太い声の大合唱を聞きつけて、救世主が現れた。
私が半べそで助けを求めると
昨日のことを聞いていたであろうダレルは
状況を瞬時に理解したようで、深い溜息を吐いた。
しかし、そこはさすがの騎士団長。
「おはようございます殿下。今日はお早いですね」
そう、これ。これが普通よね。
「あぁ、今日はカオリ殿にもお願いして、稽古をつけてもらえることになってね」
「そうでしたか。それは良い経験になりますね。ところでコリン、お前殿下にご挨拶はしたのか?」
「え?してませんよ?僕の主は団長であって、殿下ではありませんから」
「フフフッ。いいんだよダレル。私はコリンのこういうところも好きなんだ」
「殿下はコリンに甘すぎます」
呆れたように溜息を吐くダレル。
ふと、昨夜の王子の不穏な雰囲気を思い出す。
ダレルは知っているのだろうか。
「ところでコリン、『シャテイ』というのはなんだい?」
「!!で、殿下にご説明するほどのものではございません。さぁ、せっかく早めにいらしたのですから、稽古を始めましょう」
王子が舎弟という言葉の意味を知ろうとすると
ダレルがそれを阻んだ。
…ねぇ、待って。
舎弟って言葉が持つ意味
絶対に本来のものだけじゃないよね!?
「ねぇ、コリン。舎弟って他にどんな意味があるの?」
「はい?他に…とは?」
「いや、だって、本来の意味だけなら王子に教えたって差し支えないでしょ?」
「あぁ、そういうことですか。言葉の意味というか、その意味を『知ってる』ことがポイントですね。『舎弟』という言葉自体、裏社会でしか使われない言葉でして、その意味を知っているということは、裏社会にある程度精通している者と見なされるわけです。つまり、姐さんは僕達と同類ってことですよ」
…なんてこった。
また1つ異世界カルチャーショックを受けた。
後で、王子の記憶から「シャテイ」って言葉だけを
消せるかどうか、ヴィータに相談しようと固く心に決めた。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
3月から連載を始め、気付けばもう今年が終わろうとしている(^_^;)
読んで下さった皆様には心より御礼申し上げます!
年明けは1週間程お休みをして、気持ちも新たにまた
更新していこうと思います。
と、言うわけで、次回更新は1月9日、火曜日を予定しております。
今年1年弱でしたが、本当にありがとうございました!
来年もよろしくお願い致しますm(_ _)m




