表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第11章
153/319

狂犬

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


ブクマ登録、評価も頂きまして、本当にありがとうございます!

最高のクリスマスプレゼントです!(*^^*)

「い、いえ、そんな…運が良かっただけですわ。たまたま(わたくし)の方に魔術の才が現れただけで…そ、それに!私なんかより、お兄様の方がすごいですわ!剣術がとってもお上手ですの!ダレル団長と同じくらいお強いのよ!」


・・・かわいい。

神様からの称賛をうけ、恥ずかしそうに頬を染め

それでも自分より兄のがすごいと力説する健気な美少女。

萌える。推せる。


ヴェールとヴィータが、誰の何を褒めているのか分からなかったが

どうやらアンナ王女の魔術の才を褒めていたらしい。


具体的にどうスゴイのか、いまいち分からんが…。

という感想が、顔に出やすいでお馴染みの私の顔に出ていたらしく

2人が念話を繋いで説明してくれた。


『あのねぇカオリ、言ってなかったかもしれないけど、普通の魔術師は魔法を込められた魔道具だけを見て、それが誰の魔力かなんて分からないのよ』

『え!?そういうもんなの?』

『えぇ。他の魔術がどうかは分からないけど、少なくとも魔力感知の精度は私達に匹敵すると思っていいわ』

『ほぇ〜、そりゃすごい。私はさ、魔力も魔術も無い世界から来たもんで、自分の感覚が基準になっちゃってるんだよね。だから、誰の魔力でも分かるもんだと思ってた』

『前にも言ったと思うが、お前は魔核の干渉を強く受けてるから、契約者としても規格外なんだよ。今の状況は当たり前じゃねぇからな』


…やらかした相方に向かって吠えた狂犬みたいなセリフだ。

さっき2人が驚いていたのはこのことに対してだったのか。


それにしても、久しぶりに言ってなかったシリーズが発動したな。

私達が水面下でそんなやり取りをしていると

妹に「すごい!」と力説された兄のアレクシオ王子が

照れ笑いとも苦笑いともつかぬ笑顔で応えた。


「アンナ、いくらなんでもそれは言い過ぎだよ。ダレルには日々剣術を教わっているけど、まるで追いつける気がしない。自分との実力差を痛感するばかりだよ」

「そんな、お兄様…」

「あぁ、でも、ダレルよりも私はコリンに勝ちたいんだよね」


ん"ん"っ!?

気のせいかもしれないけど、なんとなく王子の目が

ドロリと濁った気がした。

まさに今日、コリンと試合をした時に垣間見た

闇を孕んだようなあの目だ。


「コリンはすごいんですよ。彼は元々スラムの孤児だったんですが、幼くして格闘の才能を開花させたのに、悪行を重ねてしまっていたんです。そして向かうところ敵なしだった当時の彼が、この人にはどう足掻いても敵わないと完全に屈服した相手が、その時コリンを捕らえに来たダレルだったそうです」


それからダレルはコリンの腕を買い、見込みありと判断したため

更生させた後、遠縁の貴族家で養子にしてもらい

アカデミーに入学したらしい。

それ故にコリンが忠誠を誓っているのは、国でも王族でもなく

ダレルただ1人なのだそう。


「今やコリンはこの国の副騎士団長として、主戦力の1人。元々スラムでも()()なんて二つ名がついていたものだから、『神聖国の狂犬』とか『神の狗』なんて呼ばれているんですよ」


コリンの話をしている王子は、それはもうキラキラと

憧れの人を語り、恍惚としていた。

…アイツも狂犬だったか。


それにしても、よほどのことがない限り

この国の跡取りはこの王子だよな。

・・・大丈夫か?

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は26日、火曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ