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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第11章
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落ち着かない

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

諸々の話がまとまったところで、従魔達は騎士団寮へ

私達は晩餐に招待されることとなった。


城の方へ戻ると、ダレルパパこと宰相のノービスさんに出迎えられ

改めて挨拶を交わすと、客間に案内された。


「晩餐の準備が整いましたら呼びに参りますので、それまでどうかおくつろぎ下さい」


・・・すっごい部屋だ。

さすがは王城。目がチカチカする。

慣れるまでは落ち着かなかった。


ありがたいことに、部屋を人数分用意してくれていたようだが

人員の入れ替えがあったり、騎士団寮に泊まると言い出したりで

結局使われるのは2部屋だけだった。私とタツで1部屋ずつ。

ヴェールとヴィータにも部屋を使わないのか聞いたのだが…


「別にいいわよ。私達は眠る必要はないし」

「それに、今後はお前から離れるのが不安なんだよ」


神様が不安とか…大丈夫だろうか。

どうやら2人の中では、未だにアカリさんのことが悔やまれているようだった。

スペルディアに狙われることが確実となった今

警戒をして、し過ぎるということはないだろう。


「それにしても、タツは大丈夫かな」

「何が?」

「いや、今までの感じから、なんかこう…タツって質素倹約みたいな生活をしてたっぽいから、こういう部屋でちゃんとくつろげるのかなーと思って」

「確かにな。タツの工房と部屋を増築した時も、広すぎると落ち着かねぇって言ってたな」


そんな話をしていると晩餐の準備が整ったらしく、迎えが来た。

同じように呼ばれ、隣の部屋から出てきたタツは

心なしかゲッソリしているように見えた。


「?タツ?大丈夫?なんかあった?」

「あぁ・・・いや、なんというかその…部屋が広すぎて身の置き場がなくてな」

「「「やっぱり」」」


これはもう、明日の朝一(あさイチ)で家に返してあげよう。

案内に従い食堂に到着すると、扉が開かれた。


中に入るとそこには、マンガやゲームでしか見たことのないような

長いテーブルに、真っ白なテーブルクロスと赤いテーブルランナー

金の燭台に美しく整列している銀食器。

人数分が等間隔に配置された背もたれの高いイス。


壁際にビシッと並んだ給仕係のうち数名が

誰かが座っているイスに歩み寄り、スッとイスを引くと

国王陛下…と、美しいドレスに身を包んだ妙齢の美女が2人

そしてその2人に面立ちのよく似た美青年が1人。

私達を待っていたように立ち上がった。


「よくいらして下さった。さぁ、どうぞこちらへ」

「本日は晩餐にお招き頂きありがとうございます。失礼します」


陛下と軽く挨拶を交わすと、各々案内された席についた。

しかし、席が1つ余っている。

他にも誰か来るのかな?と思っていると

陛下が紹介と説明をしてくれた。


「この者達は私の家族だ。まず、妻のテオドラ。それから息子のアレクシオと娘のアンナだ。それともう1人…家族ではなく親戚なのだが、ぜひ紹介しておきたい者がいてな。だが、少々遅れているようだ」


・・・キレイなお姉さんだと思っていたら、奥さんだった。

それに2人の子ども達も…。

王族に美形が生まれやすいというのはどうやら本当のようだ。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は16日、土曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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