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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第11章
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訓練場にて

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


ここから新章開始です(^o^)

コリンが拡声器で呼び掛けると、それまで響いていた怒号や金属音が

ピタリと鳴り止み、一瞬にして無音状態が出来上がった。


「わぁ・・・さすがだね」

「戦場において、伝令を聴き逃がせば自らの命はおろか、自軍の壊滅を招くことに繋がることもありますからね。皆、戦闘訓練に集中していても、耳だけは仲間の声を拾えるように訓練してあるんです」


なんて器用な!

私が感心している間に、いつの間にか整列していた。

なんというか、やっぱり隙がない。


騎士達が整列した前には台があり、ダレルに促され登壇した。

まるで、校庭の朝礼台に立っている気分だ。

まずダレルが話をする。


「今回、陛下からもお達しがあった通り、こちらの方々が、今後この城に出入りされることとなる。こちらから、創造神ヴェール様、破壊神ヴィータ様、契約者のカオリ・ナカノ様、そして鬼のタツ殿だ。今日はご挨拶と、特別にカオリ様とタツ殿が手合わせをして下さる予定だ。希望者は後ほど名乗り出るように」


ダレルが話し終わると、通信球をこちらに差し出した。

私達は目配せし合い「誰が最初に挨拶するのか」と軽く押し付け合い

結果、私になる。しゃーない、一丁やったるでぇ。


「えー、皆さん初めまして。只今ご紹介に預かりました、当代の契約者カオリ・ナカノと申します。どうか、以後お見知り置きを。今日はお手合わせ頂けるということで、神であるヴィータでさえ『人類最強クラス』と言わしめる皆様です。非常に楽しみにしております。どうかお手柔らかに、よろしくお願いします」


私が挨拶を終えるのを見計らい、ヴィータが顔を近付けてきた。

何か言いたいことがあるみたいだけど、不精しないで自分で通信球持ちなさいよ。


「よーし、お前ら、今日は気分がいいから特別サービスだ。俺も相手になってやる。どっからでもかかって来い!」


そう豪語してニヤリと笑った。悪そうな顔だ・・・。

皆予想外だったらしく、どよめきと共に目つきが変わった。

やる気満々。神様と手合わせできる機会なんてそうそうないもんね。


次にタツに通信球を渡して挨拶を促す。

タツは少し緊張した面持ちで受け取ると、正面に向き直り話し出した。


「鬼のタツと申す。以後、よろしく頼む。今までの経緯から、俺に対して良い印象を持てない者達がいることは理解している。許されるとは思っていないが、もし少しでも受け入れてもらえるならば、俺とも是非手合わせを願いたい。俺の存在が、皆の向上に役立てるなら本望だ」


字面だけ見れば若干上からに思われるが、その態度に(おご)りなどなく

ここでもタツは平身低頭だった。

やっぱり胸が痛む。真面目すぎやしないかい?

少し重くなった空気を払拭しようと、わざと明るく横槍を入れた。


「皆知ってると思うけど、鬼は強いからね!タツだって例外じゃないよ!何と言ってもパワーがすごくて、一撃が重いの!パワータイプに挑みたい方は是非!」


なんだか紹介がポッケのモンスターみたいになってしまったが伝わったのでOK。

すると前列にいた騎士の1人から質問が飛んできた。


「あの!そちらにいらっしゃるお二人は従者の方達でしょうか?」


そちらにいらっしゃるDGを指しているので肯定すると

どうやら、彼女たちとも手合わせをしたいということだった。


ドラゴンと戦える機会など滅多にないから、この機会に是非!とのことらしい。

まぁ、気持ちは分かるのだが、彼女たちを見やれば何とも言えない表情。


うん、そうだよね。

君達はどっちかって言ったら、後方支援型だもんね。


「あのぅ…私達よりも、フェン君達の方がいいと思いますぅ」


・・・あ、そういえば、念話繋ぎっぱなしだったわ。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は25日、土曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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