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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第10章
138/319

あ、詰んだ

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


色々足してたら、ちょっとだけ長くなってしまいました(。_。)

「そうね・・・前例のない話だから、どうなるかって言うのは、正直細かいところまでは私達には分からないわ」

「ただ、スペルディアも自身が器になることを考えてるはずだ」

「あ、そっか。召喚だ洗脳だって色々とやってたのは、全部魔核の力を得るのが目的なんだもんね」


・・・ん?あれ?

ここで私はあることに気付く。


そもそもスペルディアが契約者を召喚しようとしてたのは

契約者を洗脳してヴェールとヴィータに魔核の封印を解かせようとしていた

って話だったはず。


私が器になることを拒んでも、スペルディア自身が魔核に接触するためには

ヴェールとヴィータという媒体が必要になってくる。

そうなれば当然、2人の契約者である私も狙われることになるだろう。


そして器になることを受け入れたら受け入れたで

今度は私の中にある魔核の力を狙ってくるんじゃないか…。


…詰んだ。もう狙われること確定じゃん。

しかし、ふと疑問が湧く。


「ねぇ、そもそも2人で魔核の封印って解けるもんなの?」

「無理ね。魔核自身が施したものを、力で劣る私達に解けるわけがないわ」

「え!?それじゃ何のために契約者を洗脳しようとしてるの?」

「確かに、俺達2人だけじゃ無理だがな、そこに契約者と、歴代最強と謳われた神官殿がいりゃぁ、まぁ、なんとかなるってとこだ」

「私達って一見自由だと思われるかもしれないけど、契約者と私達は契約の上に成り立つ主従関係にあるから、主である契約者の命令に、基本的には逆らえないのよ。聞けない命令は、せいぜいアンデッドの生成と世界に直接危害を加えることくらいね」

「あ…そっか。魔核の封印を解くこと自体は直接世界に危害を加えることにはなり得ない…だから契約者の洗脳が必要なのか」


今まで一緒にいるのが当たり前になりすぎてて、2人に何か()()()()

なんて考えたことがなかったけど

今思えば2人は何かと私の言うことを聞いてくれていた。


コライ村再興の時も、面倒そうな顔をしながらもやってくれたし

タツを無傷で助けたいと言った時も、初めて見る魔法の解除を請け負ってくれた。

あれは全部、私の言うことに逆らえなかったから・・・


「おいカオリ、勘違いするなよ」

「え?」

「私達が今までやってきたことは、決して命令されたからではないし、仮にそうだったとしても、不本意なものではなかったわ」

「俺達が今まで見てこなかったものや、気付けていなかったこと、俺達が知らなかった人間の『当たり前』を教えてくれた。本来なら、この世界の神として、知ってて当然のことを。だ」

「己の未熟さを痛感したし、もっといろんなことを知りたいし、教えて欲しいと思ったわ。私達、カオリのこと大好きなのよ。だから、自分達の意志でついて行こうと決めたのよ」


わたしが絶望的な気分に打ちひしがれていると、その間違いを正してくれた。

ふ、2人とも、そんな風に思ってくれていたのか!

わあぁー!嬉しいー!

ダメだ、胸アツ過ぎて、今何か喋ったら泣いてしまいそうだ。


「だからこそ、器になることはあまり勧めたくないのよね」

「そうだな。魔核と一体化するってことは、俺達の本体になって、正真正銘ここの世界の神になる。それ自体は俺達も歓迎するところだが…」


要約すると、本当の不老不死になり、力を手放す選択もできなくなる。

この世界を機能させるために、尽力し続けることになる。ということだ。

だが、2人が最も懸念していたのが・・・


「一体化することで、人格がどうなるか分からねぇってのがな・・・」

「カオリがカオリじゃなくなっちゃうかもしれないの」


なん・・・だと・・・

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は21日、火曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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