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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第10章
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暇ではない、神々の話2 -sideヴェール-

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


ブクマ登録、評価、いいねも頂きまして

ありがたき幸せ(;∀;)

これからも精進して参ります!

どうか、お付き合い頂けますようよろしくお願いしますm(_ _)m

『やぁ、久しぶりだね。ねぇ、聞こえてる?』


カオリが城へ向かうため、私達が引っ込んだと同時にその声は聞こえてきた。

この声を聞くのはいつ以来かしら?

声の主が言うように、随分と久しぶりだったはずだわ。


『おぅ、やっぱ来たか。久しぶりだな』

『と、いうことは、私達の仮説は間違ってないみたいね』


声の主。私達の本体である魔核。

実はただの力の塊ではなく、人間で言うところの

意識や自我といったものをしっかりと持っているの。


『今はあんま時間ねぇぞ』

『うん、分かってる。手短に済ますよ』


そう言って、魔核はここまでの経緯を話しだしたわ。


まずは、私達の仮説が当たっていること。

スペルディアは生きている。


不老不死の術を行い、幻術と隠ぺいで姿を変えながら

ベルマーノ国内を転々としているみたい。

そして、相も変わらず魔核の力を我が物にしようと企んでいるらしい。


『鬼の召喚もヤツの仕業』


前にカオリにも説明したけど、召喚術は並の人間ではできないの。

魔力の他に神力が必要になるから。


でもスペルディアは元神官。

しかも当時、歴代最強と呼ばれた力の持ち主よ。

どうにかして、契約者を呼び出せないかとあの手この手を試したらしいの。

呼び出しに成功したら、今度こそ契約者を意のままに操ろうと洗脳まで準備して。


ところがそう簡単にいかないのが召喚術。

何度か試してるうちに、召喚術自体は成功したが

現れたのは、契約者とは似て非なる者。


『つまり、契約者召喚に失敗した結果、鬼が召喚されたってことなのね』


見たこともない異形の化物に驚いたみたいだったけど

どうやら戦闘力が高いらしいことを見抜いたヤツは

鬼に洗脳を施し、自らの手駒にすることを思いついたようね。


でも足が付くのはマズいから、あくまで捨て駒。

死ぬまで戦わせて、少しでもベルマーノの戦力を削ごうと思ったみたい。

鬼の強さに味をしめて、契約者召喚の研究と並行して

定期的に鬼を召喚していたのね。


敢えて民間人を襲うようなところで召喚し、人間にその脅威を植え付けて

原因を解明できない国に不信感を持たせ、少しずつ混乱の渦に巻き込んでいく。

契約者召喚がうまくいかなかったときのために、保険をかけていたんだわ。


1度に1人だけで、ある程度の時間を空けていたのは

召喚に使う力が大きいために、そうせざるを得なかったみたいね。


『ちょっと待て。そこまで知っていて、何故今まで動かなかった?』

『大きな害が無かったからだよ』


苛立った様子のヴィータが尋ねると

さも当然と言わんばかりの答えが返ってきた。


『はぁ?マジで言ってんのか?何人死んだと思ってる?どれだけの鬼が犠牲になったと思ってやがる!?』


ヴィータの苛立ちは私にもよく分かる。

タツに事情を聞いた後でそんな話を聞かされて

ハイそうですか、とは言えないもの。

もう他人事とは思えなかったわ。


『うん、だいぶ彼女に感化されているね。でも忘れてない?僕達は、()()()()の神だ。この世界が正常に機能するように維持をする。それが僕と君達の役割だ』

『…そのためなら、よその世界の住人がどうなろうと知ったこっちゃねぇってか』

『それなら、なぜ今になって動き出したの?』

『それはもちろん、ヤツが契約者の召喚に成功してしまったからだよ』


曰く、研究と召喚がうまくいかずに業を煮やしたスペルディアは

物理的にゴリ押しする考えに打って出たらしく、高位魔術師と神官見習いを

殺害し、その心臓を強奪した。


私達とカオリとの契約にも使われいることから分かる通り

この世界で心臓は、人間のエネルギーが1番強く集約されている場所なの。


その心臓を使い召喚の義式を行ったところ、見事にハマり成功してしまった。


『僕は地上で行われていることに直接手を下す事ができない。だからせめて、発動した術を妨害した。僕の力でヤツを倒せる者を選び、死神がこちらに連れて来るように仕向けたんだ』

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は24日、火曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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