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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第9章
121/319

いろいろ初めて

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

今、私達は城の控え室にいる。

結局あの後、交渉の末にダレルを説き伏せた。


ハリー君投下は最終手段。

例の貴族達が私の言葉で納得したのなら、それで良しとすること。

それを条件に同行を許可してくれた。


そして城に着いてから「そういえば、作法的なものを何も知らないんだけど」

という話になり、打ち合わせとベルマーノ主要メンバーとの顔合わせがてら

控え室で謁見の作法を教わることになった。


まずは顔合わせ。さすがに仮面は外す。

騎士団の副団長コリン、魔術師団の団長と副団長アーサーとケイト。


ジン達に初めて会った時は、双黒が珍しいと言って興味を持っていたが

彼等は私が契約者と分かっているからか、ノーリアクションだな。

と思っていたら、理由はこの人にあった。


神官と神官補佐のランドルとマイケル

そうか。神官は契約者の子孫だって神様が言ってた。

だからみんな双黒は見慣れてるんだね。


マイケルは先代の契約者の従魔で、猫の獣人なんだそうだが

その他全員、当たり前のように姓を持っていた。

ってことは、みんな貴族だね。

・・・私だけド庶民だと思ったら、なんか緊張してきた。


それにしても、ランドルと話してみて驚いた。

関・西・弁!

なんというか、関東人が関西人のマネをして喋ってるような

そこはかとない偽物感があるものの、久しぶりの方言に食い気味に

リアクションをしてしまった。

するとナゼか気を良くしたみたいで、話を聞かせてくれた。


なんと、ランドルは先代契約者の孫だというのだ!

ってことは、先代様、ワンチャン生きてんじゃね?と思ったのだが

残念なことに5年ほど前に亡くなられたのだとか。

ご冥福をお祈りしよう。

そしてどうやら、先代様は関西出身の方だったようである。


「俺は超が付くほどのバァちゃん子やったから、バァちゃんの喋り方マネしとるうちに、こうなってしもたんや」


ランドルは懐かしむような、それでいて寂しそうな笑顔を見せた。

その笑顔になんだかジーンとしてしまった。


「うん、うん。いいと思う。大好きなおばあちゃんと幸せな時間を過ごした何よりの証拠だよね。私も出身地は違うけど国は同じだから、その話し方はとても耳馴染みがあってね。懐かしくて泣きそうだよ」


大好きなおばあちゃんとの大事な思い出だから

私が関西弁に食い付いたことに気を良くしたのか。

コイツ、絶対いいヤツだ。私の直感がそう告げている!


ランドルは関係ないだろうと思いつつも、念のため聞いてみる。


「気を悪くしないでもらいたいんだけど、私や鬼の召喚にランドルは関わってないんだよね?」

「あぁ、俺はなんもしてへん」

「よし、分かった。信じよう」

「軽すぎひん?ホンマにエエんか?」

「ランドルはそんな事するヤツじゃないって、私の勘が告げている」

「根拠うっす!大丈夫なんかソレ?」

「女の勘を舐めるなよ」

「あー、それバァちゃんも言うてたわ」


私とランドルが和気あいあいと話してる間実はずっと気になってた事がある。


控え室に入ってきたアーサーが、私に近付こうとしてきた時に

ミモザとリーフが私とアーサーの間にススっと滑り込んできた。

どうしたのかと思っていたが、すぐにランドル達が入ってきたために思考がそこで

中断されたのだが、その後アーサーがミモザとリーフを口説きだしたのだ。


その様子を諦めの表情で見つめるケイト。

その表情から察するに、これは日常茶飯事なんだね。


そしてハリー君、これはそんなに珍しい光景かね?

まるで初めて見た衝撃の光景が如く、物珍し気にガン見していたのだった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は12日、木曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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