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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第9章
119/319

いなきゃ困るけどいるとヤな奴

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

ダレル達が前回帰った後、城で諸々の報告をした結果を話してくれた。


私の従魔の数と質が尋常でなかったこと。

例の噂の出処が私だったこと。

神々の行動パターンが異例であること。

鬼と接触、対話ができたこと。

そして、隠ぺい魔法のこと。


私と神様達に関することはさほどでもなかったようだが

問題だったのはやはりタツのこと。


タツから聞いた今に至るまでの経緯を説明し、その流れで隠ぺい魔法の

報告と説明をしていたのだが・・・


「とりあえず、これはお返しする。すまない。魔術師達始をめ、大部分の者達は理解してくれたのだが、一部の者達にはどうにも理解ができないようでな…」


そう言って、返されたテディベア。に見えるティーポット。

隠ぺい魔法の説明のためにとダレルに貸したものだ。


「理解できない…って、なんで?こんなの、明らかに見た目と触った形が違うんだから、他に説明のしようがないと思うけど…」

「まぁ、そうなんだが、つまるところ…俺達に難癖をつけたい奴等がいてな。あいつらはティーポットに触ろうとすらしなかった」


そこで私は、初めて神聖国と呼ばれるベルマーノの内情を垣間見ることとなった。


この国を治める貴族にある2つの派閥、王族派と神殿派。

ダレルの話によると、この国を人間の国として王族に収めて欲しいのが王族派。

神の国として神殿や神官、ひいては神に治めて欲しいのが

神殿派ということらしい。


「神官が神とコンタクトを取り、間接的に神に統治してもらうというのが奴等の言い分だ」

「いやよ面倒臭い。私達の役割は世界の均衡を保ち、その機能を維持するだけ」

「てめぇらの住まう地だろうが。てめぇらでなんとかしろ。俺達に頼んじゃねぇ」


うちの神様達はけんもほろろである。

ならば本人達の前でも言ってやればいいと思うのだが

ダレル曰くそうもいかないようで、神殿の運営に大きく関与しているらしい。


「神殿派の貴族がパトロンになっているからこそ、神殿が機能し、有事の際に契約者の召喚を行えるんだ。それに、歴史的に見れば奴等の方が古株でな。国民の中にも神殿派の者は少なからずいるんだ。俺達からすれば石頭の老害共だが、無視したり排除することはできないのが厄介でな」


この団長さんもなかなか口が悪いな。でも、なるほど納得。

イケ好かない奴等だが、実は縁の下の力持ちで、いなきゃいないで困るのか。

でも王族派の足は引っ張るのか。


で、今回それを実行するために隠ぺい魔法を理解()()()という暴挙に出たのか。

・・・アホくさ。

ダレルがゲッソリした理由はこの辺との問答のせいか。お疲れ様である。


「あの、スンマセン。隠ぺい魔法を理解しないことが、なんで足を引っ張ることになるんスか?」

「つまり、そんなものはインチキだと。どう見たってクマだろうと。洗脳が隠ぺいされていたなどと嘘を吐き、鬼を擁護して内情を撹乱し、俺達が国を裏切ろうとしている。などと、難癖をつけたいだけなんだ」

「うわぁ・・・だからティーポットに触ろうとすらしなかったんスね。ガキかよ」


事情を理解したヨルが盛大に呆れるほどの暴論。

しかし、さすがにこれはちょっと、お仕置きが必要なのでは?

そう思った私は、ふと悪だくみを思いつくのであった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は7日、土曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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