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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第9章
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手塩にかけて育てた子達

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

一夜明け、縄張りパトロールと朝食を済ませると

重要なことは先に話しておこうと言うことになり

城へ行く時のことについて話し合う運びとなった。


そもそも、なぜ私が従者にミモザとリーフを選んだのか。一応理由はあるのだ。


人型の生活にだいぶ慣れてきた彼女達は

最初の頃には見られなかった「個性」や「クセ」が出てきた。


コライ村でも労働組と労い組に分かれていると言っていたように

いざ戦闘となれば、使う能力の性質も相まってR(レッド)B(ブルー)コンビの方が強いのだ。


しかし、それ故に彼女達の性格自体が少々苛烈である。


初めて顔を合わせる人間達。

恐らく歓迎されるだけではないだろう。

中には疑いや嫌悪を向けてくる者もいるかもしれない。

そうなった時に、コトを穏便に収められるのは

Y(イエロー)G(グリーン)コンビの方であると確信していた。


そして、もう1つの理由は「ツノ」である。


DG(ドラゴンガールズ)には総じてツノが生えている。

単純に従者として連れて行くなら狼3兄弟でもいいのだが

今回は私自らが、鬼に対するイメージ戦略を展開中なので

少しでも人間達の意識の中に

鬼は無害とか友好的という印象を刷り込みたいのだ。


当日は私もツノ付きの仮面を着用して行くつもりだ。

そこへ気性の穏やかなツノの生えた従者。

欲を言えば


鬼→ツノ→安心安全


の方程式を組み上げたい!

…まぁ、いきなりそれは無理があるとは分かってるんだけど。


そんな思惑を切々とみんなに訴えたところ、ヨルが目に見えて(ヘコ)んでしまった。


「結局、俺の出番はハナから無かったんスね・・・」

「んー、やー、ほら、ヨルはさ、顔合わせーとか、交渉ーとかいう場よりは『さぁ!出番だ!いざ行け!思いっ切り暴れてこい!』みたいな時の方がテンション上がるでしょ?」

「そりゃまぁ、そうッスけど・・・」


うーん、不憫。

昨日までは自分が行く気満々でいたばっかりに

この落選はなかなかにショックなようだ。

耳と尻尾がへにょりと項垂れている。可哀想だけど可愛い。


「それにね、万が一に備えて3人にはこの家を守って欲しいの」

「万が一ってなんスか?」


ダレルは箝口令を敷いてくれたみたいだけど

そうは言っても人の口に戸は立てられない。

ダレル達が2度程来たことで

多少なりともここの情報が人間達に知られているだろう。


私達が城へ行っている間、私の話を信じていなかったり

そもそもタツの事をよく思わない連中が、奇襲をかけてくるような事が

ないと信じたいが、100%ないとも言い切れない。


それに、ひっそりと暮らしてきた今までと違い

これからは私とタツの存在が(おおやけ)になる。

ともすれば、私とタツを召喚したヤツの耳にもその情報が入ることになるだろう。


まだそれぞれの召喚主の正体も目的もハッキリとはしてないが

少なくとも、私が召喚主の元に現れなかった事とタツの洗脳が解かれた事は

そいつらにしてみたらイレギュラーなはず。


その(なにがし)かが、私達を始末しようと動いていても、不思議ではないのだ。


「だからね、その万が一に備えて3人にはこの拠点の防衛とタツの護衛を担ってもらいたいの。頼りにしてるよ。アンタ達3人は、文字通り私がこの手で育てた、直属の精鋭部隊なんだからね!」

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は3日、火曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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