再会は多分近いうち
いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ
本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!
団長さんのキャパオーバーにより、一時帰宅することになった彼等。
ファイが家の前でマーキングをしている間
団長さんにさっきのティーポットを貸してほしいと頼まれた。
「隠ぺい魔法の説明に使いたい。言葉で説明するより、実物を見せた方が早いだろうからな」
そう言われ納得。
もう1度幻術と隠ぺいをティーポットに施した。
「一応もう1度説明しておくね。見た目はテディベアだけど、触れればそうじゃないって分かるの。…だからこそ生きている者に対して使うことに意味があるんだとは思うんだけどね」
洗脳を隠すためだけの魔法だったならば尚更だ。
無機物を相手に使うことは想定されていなかっただろう。
「なるほどな。協力と理解に感謝する。それともう1つ、俺のことはダレルと呼んでくれ。魔術師団にも『団長さん』がいるんでな」
「あ、そっか。了解」
そんな話をしていると、ファイのマーキングが終わったようだ。
「今日はいろいろとありがとう。それほど時を置かずにまた来る」
「うん、待ってるね。あ、そうだ、タツも行けるように準備しとくべき?」
「いや。まぁ、タツ殿もいつかは…とは思っているが、今回はカオリ殿だけでという話になっているんだ。なので、そのつもりで準備を頼む」
「分かった」
「それではまた。お邪魔しましたぁ」
「近いうちにまた来るわね」
「オッケイ。またね」
別れの挨拶をして、彼等は城へ転移して行った。
そうか。タツは行かないのか。
少し寂しいような、ホッとしたような・・・。
噂はだいぶ拡散されているようだが、実際鬼が目の前に現れたら
やっぱりまだ人間は混乱するし、怯えもするだろう。
『次はいつになるかしらね』
『今回かなりの情報を一気に出したからな。また整理して理解して消化するまでに、まぁまぁの時間がかかるんじゃねぇか?』
客人達を見送った後、ヴェールとヴィータが話し始めた。
『でも前回程かからないんじゃないかな。彼等の疑問には大体答えが出たわけだし。それにしても、ダレルはゲンナリしてたなぁ』
『多分、これから国の上層部の人間達が、みんな揃ってああなると思うわよ』
『わぁ、想像するとシュール。でもちょっと笑える』
『お前もいい性格してんな』
そんなやり取りをしながら部屋に戻った。
「みんなお疲れ様。協力ありがとう。無事に終わって何よりだよ。タツも大丈夫だった?」
「あぁ。ダレル殿と話ができてよかった。おっかなびっくりなところは互いにあったが、少しは理解し合えたという手応えは感じたな」
「それは大きな収穫だね。でもとりあえず、城に行くのは私だけみたい。タツはまた今度ってことだね」
「そうか。致し方ない事とは言え、いつかは自分の口から話したいものだな」
タツが前向きになってくれていることが伺えて、ホッと胸を撫で下ろすのだった。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次回更新は26日、火曜日を予定しております。
よろしくお願い致しますm(_ _)m




