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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第9章
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連帯責任

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

結果的に悪い事はしてないけど、お騒がせはしてたみたいだった。


この森から帰ったあの日、私達と遭遇したことは

同行者達には口止めをしていたらしく

特に鬼に関しては、民の混乱を避けるべく

外に漏れないように注意を払っていたらしい。


そんな事ととは(つゆ)知らず、ここぞとばかりに仮面に角を付け

鬼は無害アピールをしまくっていた私。


おかげで噂が広まり、団長さん達は箝口令(かんこうれい)を破った者がいるのでは!?

と、仲間を疑う羽目になったらしい。


・・・いや、もう、ホントごめん。

ごめん以外の言葉が見つからないわ。


途端に湧き上がる罪悪感。

どうしようどうしよう・・・。


知らなかったとは言え、良かれと思ってやったことが

まさか人様に迷惑をかけていたなんて・・・。

何かお詫びをしなければ!

でも一体何をすればっ・・・。


私も団長さんと一緒に頭を抱えて唸っていると


「まぁまぁ、実際こうしてタツさんとお話できて、危険がないことは証明されたんですから、良かったじゃないですか」

「それに、あそこまで噂が広まっている以上、このまま何もせずに収束することはないでしょう。なるべく早くこの事実を公表すべきかと」


サミーロとジンが見かねてフォローしてくれた。

それに引き換え、腹立たしいのはヴェールとヴィータだ。


「あーあ、やっちまったな~」

「ちゃんと確認すればよかったわねぇ」


等と、まるで他人事のように(のたま)っている。


「言っとくけど、アンタ達にだって責任あるんだからね。何の確認もせずに私の計画にノリノリで、あの仮面に角付けたのはアンタ達でしょうが!」


私がそう責めると、2人はついと視線を逸らし

次の瞬間、依代人形がコロンと床に転がった。

・・・あいつら、()()()()やがった。

その光景をポカーンとした顔で眺める事情を知らない客人達。


「え?あれ?神様が消えた?」

「どこに行ったんだ?」


あ、そうか。

私達はもう当たり前になっているし、獣人達は分かってるだろうけど

初めて見たらそりゃ驚くよね。


私は彼等に、本来は契約者の身の内に宿り

その力を振るう時にのみ召喚されるものらしいが

私の出現自体がイレギュラーだったために、出会ってから今まで

ほぼ行動を共にしているということを説明した。


「確かに、報告しなければならないことが山のようだな」

「それと後もう1つ話しておかなきゃならないことがあったような…」

「まだあるのか」


団長さんは疲れたような呆れたような、げんなりした顔になった。


うーん、何だっけ…。

これだけは言っとかなきゃって話があったような…。

私が再び頭を抱えていると、ファイがおもむろに尋ねてきた。


「ちょっと、考え込んでるとこ悪いんだけど、この家はどうして最初見えなかったの?幻術にしてはあまりにも違和感がなさすぎたわ」

「!!それだ!」

「え?何が?」


もう1つ話しておかなきゃならなかったこと。

隠ぺいの魔法について。

これのおかげで、恐らく鬼の洗脳に気付かなかったであろうことについてだ。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は19日、火曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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