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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第9章
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シンキングタイム

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!


ブクマ登録、並びに評価を頂きまして、筆者大変喜んでおります!

これからも日々、精進して参りますm(_ _)m

タツとドラゴンガールズが頑張って作ってくれいた刀が無事に仕上がり

二刀流での戦闘訓練にも慣れた頃、いい具合に吹聴した噂が広まってきていた。


「よしよし、順調だね。この調子で洗脳が解けた鬼は無害だということを皆に理解してもらえれば、タツの城下デビューも夢じゃない!」

「素晴らしいですね!タツさんの城下デビューの際には、是非私達もご一緒させて下さいね!」

「ありがたい申し出だな。心強い限りだ。カオリ、いろいろとすまないな」

「何を言う。水臭いじゃないか!私達は同じ釜の飯を食った家族も同然!気にすることはないよ」


刀を打ってる間に、タツはローズとルリカとも

すっかり仲良くなったみたいだった。

ローズ曰く「火の扱いが素晴らしい!」のだとか。

素人にはよく分からないが、打ち解けられたようで何より。


そんなまったりライフを楽しんでいた、とある日の昼下り。

縄張り内に人間数人と獣人の気配が現れた。

ん?獣人?しかも2人分だ。この気配はもしや・・・。


「カオリ様、どうされますか?」

「んー・・・、この気配には覚えがあるんだよね。とりあえず私1人で行ってくるから、お留守番と後片付け頼んでいい?」

「かしこまりました。いってらっしゃいませ」

「よろしくね。行ってきまーす」


フェンにお昼ご飯の後片付け頼んで家を出る。

獣人の方は間違いなくあの2人だろうが、人間の方が少し意外だった。

以前来た団長さんと、転移係の魔術師。

それと、私の勘違いでなければ後の2人は恩人である彼らのはず。


『多分、連れて帰ると思うから、お茶の準備もお願いできる?』

『え!?連れて来るんスか!?』

『お客様ですね?分かりました』


ヨルが驚くのも無理はない。

私の意志で外部の者を連れて行くのはタツ以来初めてだ。


『フフッ。宣言通りの再会ね』

『さすがに、もう他の奴等も俺達のことは知ってんだろうな』


ヴェールの言葉は獣人2人に対してのものだろうが

ヴィータの言葉が引っかかる。

今来たメンバーの中で他の奴等という言葉が当てはまるのはあっちの2人。


・・・あ。

あぁー!そういえば、あの時彼女と3人でなんか話してたね!

何を話してたか後で聞こうと思ってすっかり忘れてたよ。

やっぱ、後手に回すとダメだね。思い立ったら即実行。これ大事。


え、待って。

ってことは、あの時既に彼女は私達の正体を見抜いてたってこと?

何かに気づいた勘の鋭い娘だなぁ…とは思ってたけど

まさかモロバレしてるとは思わなかった。


わぁ、ちょっと気まずい。どんな顔して会えばいい…。

あ、仮面を着けてるから顔のことは気にしなくても大丈夫だった。


第一声を何にしようか・・・。

いや、ビビってはいかん。

ここはひとつアゲ目のテンションでブチかましたろやないかい!

勢いで気まずさを誤魔化す作戦で乗り切ろう。よし、決まり。


そんなことを考えながら走ってたら、あっという間に着いた。

あの時、縄張り内だからいっか〜とマーキングしなかったのは

失敗だったかと思っていたけど、ちょうどいいシンキングタイムになった。


そして彼等の前に飛び出し、思いっきりテンアゲで声を掛けた。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は7日、木曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

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