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異世界の神はインモラル  作者: アリス
第8章
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いざ森へ

いらっしゃいませぇヽ(=´▽`=)ノ

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

森へ出発の日。

陛下から激励を受け、それと同時に「可能ならば鬼と接触する」

というミッションも受けた。


連れてくることはできないが、こうも噂が広まってしまったのなら

早急に事実確認と公表が必要という判断をされたのだ。


森へ同行してくれることになっていた4人と

前回、森で転移魔法のマーキングをした魔術師、そして俺の計6人。

再訪は最少人数でという向こうの要望に応えた形だ。

全員揃ったのを確認し、森へ転移した。


前回来た時と何ら変わらない森の中。

ここで待っていれば、迎えに来ると言っていた。

その場で待機するよう皆に告げた。


(しば)しの沈黙の後、ファイがおずおずといった感じで俺に声をかけてきた。


「あの、ダレル団長、こんな時に関係ない話をするようで申し訳ないのですが…アーサー団長って昔からあんな感じなんですか?何とかなりませんか?アレ・・・」

「あー・・・。やはり、治っていないのか」


ファイの言う「アレ」とは、アーサーの女癖のことだ。

()()アーサーは非常に女癖が悪く

女性と見るやすぐに声を掛け、口説き始める。

恐らくファイもその対象になったのだろう。

そのおかげで、だいぶ痛い目にも会っているのだが、やめようとしなかった。


「アイツの名誉のためにも一応言っておくが、昔はああじゃなかったんだよ」


俺が知っているアーサーは、真面目で前向きで

夢中になると周りが見えなくなるのが玉にキズだったが

誠実で一途な男だったのだ。


「アイツが何も言わない以上、俺から詳しく話すことはできないが、今のアーサーは本来の状態ではないんだ。不快な思いをさせてすまない。理解をしてくれとは言わないが、事情があることを知っておいてくれ」

「・・・分かりました」


ファイはまだ何か言いたそうだったが、詳しく話せないと言われた以上は

飲み込むしかないようだった。


そんな話をしながら待つこと暫し。

森の奥から、風が揺らすのとは違う木々の音が近付いてきた。


「来ましたね」

「あぁ、気を引き締めてくれ」

「そんなに警戒する必要あります?気さくで良い方だったと思いますけど…」


随分と呑気なことを・・・。

その間にも音は近付き、やがて俺達の前に人影が飛び出てきたのだが

一瞬、鬼と見紛(みまが)えた。


前に会った時にはなかった、2本の角が生えていたのだ。

一人身構えた俺をよそにあっけらかんとした声が響いた。


「やっぱりそうだ!久しぶりー!元気だった?っていうか、不思議な組み合わせだね。どういう関係?あ、団長さんもご無沙汰です」

「本当、久しぶりですね~。カオリさんもお元気そうで何よりです」

「それより、その角は何なのよ?前はそんなの無かったでしょ」


何だ!このフランクな感じは!?

「1回会ったら友達な♪」って(たぐい)のヤツなのか!?

身構えてた俺が馬鹿みたいじゃないか。

その後もフランクなまま話が進み


「じゃ、行きましょう」

「ほらほら、団長さんもこっち来て」


拍子抜けするほどアッサリと拠点へ連れて行かれたのだった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


ダレル視点のお話は、一旦ここまでです。

またどこかでダレル視点になるかもしれませんが

次回からはカオリ視点に戻ります。


次回更新は2日、土曜日を予定しております。

よろしくお願い致しますm(_ _)m

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