表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の神はインモラル  作者: アリス
第8章
102/319

結果発表〜!

本日もお越し頂きまして、誠にありがとうございます!

森へ行く日は追って知らせることを告げ、2人を開放した。

聞き込みの結果、また新たなトンデモinfoを知ってしまった。


その後もしばらくは議会が紛糾することはなく平穏だったが

それまでと違っていたのはそれぞれが各方面で聞き込みをし

得た情報を共有するために、議会後に緊急会議がしばしば行われることだった。


騎士、魔術師団組は自分達の管轄内で。

神殿組は城下での聞き込みをし

陛下、宰相組はウィムニスに事実確認を求めたようだ。


そうして、各々が得た情報をすり合わせていった結果

明らかになったのは、やはり契約者は本物で

しかも何やらとんでもない力の持ち主のようだ。ということだった。


一番古い目撃情報はジン達の話。

ウィムニス国内、アグニアの手前の森にて1ヶ月迷った挙げ句

助力を求めるためにジン達に接触してきたと思われる。

その後同国内にて、対処に手を焼いていた野盗を殲滅し

害獣被害が深刻化していたコライ村の害獣を撃退し

そのままそれらと従魔契約を結んだと見られる。


「で、その害獣いうのがドラゴンの群れやった。と」

「そういうことらしい。その時コライ村に同行していた調査員の話では、契約者達がドラゴンの巣に向かっている間、調査員は被害状況確認のため村に残ったそうなのだが、しばらくすると山全体を覆うように山の上空にのみ雷雲がかかり、その直後にまるで天罰と言わんばかりに(いかずち)の雨が降り注いだのだそうだ」

「まさかとは思うが、その雷の雨というのは・・・」

「自然現象なわけないやろな」

「嘘だろ・・・山全体を覆うほどの範囲魔法だなんて、聞いたこと無い」

「過去の契約者に関する文献も調べてみましたが、そこまで強力な魔法を使うものはいませんでした」


アーサーとケイトも、驚きを隠しきれないといった様子だ。

こうして探れば探るほど、その契約者が規格外であると浮き彫りになっていった。


しかしいくら情報を集めても、結局契約者と鬼に関する話は出てこなかった。

その間にも、鬼の同行を許すか否かで度々話し合ったが

結局結論は出ず、気が付けば俺が西の森から帰ってきた日から

2週間が経過していた。


「はぁ・・・これ以上は時間の無駄だな。仕方ない。やはり明日の議会で皆の意見を求めるとしよう」

「やはりそうなりますか・・・。また、あの者達が騒ぐでしょうな」


この国の貴族は大きく分けて2つの派閥がある。


国は王、ひいては民のものであり、人間のものであるならば

国は民の長である王族が治めるべきである。

という王族派。


もう一方は、国は神々のものであり、神々のものならば

国は神の代行者である神官始め、神殿が治めるべきである。

という神殿派。


「あの者達」と呼ばれたのは神殿派の貴族達。

俺が以前、「石頭の老害共」と揶揄したのもこの者達だ。


「契約者が召喚されていたことを報告してからというもの、早く連れてこいと何度催促されたことか…。しかし今回は、鬼の同行の是非を問うものですからね。派閥内で意見も割れるのでは?…少し楽しみですね」


兄はそう言いながら、意地の悪い笑みを浮かべたのだった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

次回更新は29日、火曜日を予定しております。


よろしくお願い致しますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ