こちらも久しぶり
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2人の神が名を持っていたということは、契約者が名を与え
神と心臓を共有している事を意味する。
間違いなく契約が成立している証拠だ。
ここまで状況が揃ったら、後はいかに友好的な関係を築けるかになってくる。
そして、ふと目の前の4人に提案をしてみた。
「君達はその契約者と面識があるんだよな?可能ならば、森へ同行してくれないか?なるべく穏便に事をすすめたいんだ」
4人は少し驚いたようだが、快諾してくれた。
全員で行くこともなかろうと、ジンとファイが同行することになった。
それからもう1つ、可能性は低いとは思いつつも一応聞いてみる。
「それと、鬼に関してなのだが…君達が契約者と会った時、鬼の存在については何か言っていたか?」
「いえ、その時点では何も・・・」
4人は首を横に振った。
あの時の契約者の言葉を疑う形にはなるが
神殿組の話を聞いて、もしかしたら・・・と思ってしまったのだ。
あの森で初めて聞いた鬼の情報。
もしあれらが全部作り話で、あの契約者と鬼がグルだったとしたら
鬼を匿っているだの、鬼に武器をもらっただのという話も辻褄が合うなと。
その後4人を開放し、例の獣人、タヌキのルビアスとキツネのサミーロから
もう一度話を聞くことにした。
「何度もすまないな。今回は話を聞きたいのと、頼みたいこともあってな」
「はい、僕達でお役に立てることなら」
そう言ってくれたのをありがたいと思いつつ
例の如く鬼の話と森への同行を頼むと、こちらも森への同行は快諾してくれた。
「鬼の話は、正直僕達も驚きました。神聖国に入るに当たり、忌み色を見せないために容姿を隠すということくらいは話していましたが・・・」
「えぇ、僕達がウィムニスでお会いしたときには、神様しかいらっしゃいませんでしたから・・・」
やはりこの2人も鬼の話は初耳だったようだ。
今まで鬼は、どういうわけか本国にのみ現れ
他国に現れたという話は聞いたことがなかった。
だからこそ、契約者もウィムニスでは双黒を隠さず
その結果これだけの目撃情報が相次ぐこととなったのだろう。
しかしそうなると、やはり鬼とグル説は無いと考えて良さそうだ。
俺が納得をしていると、2人はまた新たな情報を提供してくれた。
「そういえば、マイケルさんから新参の獣人が〜という話を聞きましたけど…その獣人って、ベルマーノ国内で新しく契約した者達でしょうか?」
「?いや、それは分からないが…なぜだ?」
「僕達と出会った時、カオリさんはすでに獣魔がいました。ウィムニスのコライ村で害獣被害が深刻化していた折、その害獣を撃退し、そのままその害獣と従魔契約を結んだそうです」
「もしその獣魔達と一緒に行動しているのだとしたら、かなりの大所帯になっているでしょうし、下手に刺激するのは得策ではありませんね」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。大所帯ってどういうことだ?その害獣っていうのは何だったんだ?狼ではないのか?」
「いえ、ドラゴンの群れだそうです」
「ドラ・・・」
想像の斜め上の返答に俺は言葉を失った。
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